意味不明だがスゴすぎる!レゴで「飛び出る姫路城」を作った猛者登場
折りたたまれた状態では平面なのに、ページをめくると立体になって起き上がる「飛び出す絵本」というものがあるが、アレのレゴブロック版「飛び出る姫路城」を制作した男性。
この世に職人の種類はたくさんあれど、「レゴ職人」ほど入り口は広く、それでいて奥深いものもないだろう。70万回も再生されたこの動画を見ているとそんな風に感じる。
■板からお城へモードチェンジ
飛び出る姫路城は、YouTubeにレゴ動画を多数アップロードしているtalapz氏の手によるもの。テーブルほどの大きさのあるレゴブロックの板を真ん中から持ち上げると、内側から見事なレゴの姫路城が飛び出してきた。
収納段階ではさすがにまっ平らとはいかないが、一体全体どうやって折りたたんでいるんだろうか? 確かレゴブロックには蝶番のようなパーツがあったハズだけど、それをうまく組み合わせたら……ダメだ、頭が回らない。
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■360度死角なしの構造
通常「飛び出す絵本」はある角度から見るときちんと立体になっているけど、角度を変えると内側や裏側が見えてしまうことがほとんどだ。
しかしこの姫路城は、360度回転させても全ての面に壁が存在する。どのような仕組みになっているのかは広げたお城を再び折り畳むシーンを見るとわかりやすいのだが、よくこんな構造を思いついたものである。
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■レゴの道に終わりなし…
動画コメントによると、飛び出る姫路城(大天守)の製作期間は約15ヶ月で、重さは12.5kg、使用したブロックの数は多すぎて不明のようだ。
それでもブロックが足りず収納時のデコレーションは完成してないそうで、機会があれば小天守閣付きの姫路城にも挑戦したいとのこと。
これでも十分すぎるほどだと思うのだが、オリジナルレゴの世界に完成というものは存在しないのかもしれない。
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(取材・文/しらべぇ編集部・びやじま)