【名作】フリーシナリオとゲーム音楽が熱い「ロマサガ3」
2016/06/06 10:00
ついにPS4をゲットし、最近ゲーム実況にハマっているあいちぃこと横町藍です。レトロゲーム記事を書いているのにPS4かよ…! とお思いの方もいるかもしれませんが、今は今、昔は昔の良さがあるというものです。
そして今回は、ついに私が昔から愛してやまないゲームを紹介したいと思います! その名も「ロマンシング サ・ガ3」! サガシリーズはいろいろ出ているのですが、中でも自分が好きなロマサガ3について今回取り上げます。今昔物語的な話になるかもしれませんが、何卒お付き合いください。
画像をもっと見る
■ロマサガ3とは
ロマサガ3は1995年に発売されたRPG。しかし、ただのRPGではないのです!(唐突)
自分でプレイする中では初のフリーシナリオ(サガシリーズ3が初プレイだった)。まず主人公が8人いて、誰を選ぶかでシナリオが変わります。その人によって仲間にできるキャラ、できないキャラが違いますし、選択肢ひとつでもう2度と会うことのない人やシナリオも出てきます。
さらに特定の道筋も少なく、ある程度は行き放題! いきなりラスボスに行くことはできませんが、四魔貴族と呼ばれる中ボス的な方々は誰から挑もうとも自由。こんな自由度の高いゲームをかつてやったことがあっただろうかと、当時中学生の私は深くハマッていったのでした。
関連記事:ボス戦はしりとりに神経衰弱!異色のゲーム ワギャンランド
■各キャラクターの魅力
主人公が8人いることは前述しましたが、ほかにもたくさんの魅力的なキャラたちが仲間になります。人はもちろん、人外キャラまで! 話しかければ仲間になるキャラもいれば、ある条件を満たさないと仲間に加わらないキャラもいます。
ちなみに私の初プレイの主人公はエレン。シスコ…妹思いの頼れるお姉ちゃんです。最終的にラスボスに連れていったのは、シャール、ウンディーネ、妖精、そしてフルブライト。プレイした方は分かると思いますが、フルブライトは商人キャラでありメンバーに入れるにはどうかなぁと最初は考えたのです。(もちろん戦いは普通にできるし、術も備えています)
しかし、ここからは完全に二次元にワープしてしまった私の話になりますが、何を隠そうこのフルブライトさんは二次元での初恋の人なのです…!! とまぁよく分からないカミングアウトをしましたが、現実世界に旦那さんがいるのでご安心を(笑)
フルブライトは若いのに非常にやり手、しかも悪の組織を倒そうとする頼もしいヒーローなのです! まぁ実際ロビンというヒーローキャラもいるんですが、知的というところに当時の私は惹かれました。
って、気付いたらこの項目語りすぎですね…とにかくロマサガは、シナリオはもちろんそれぞれのキャラも魅力的ということです!
関連記事:ばよえ〜ん!実は広島が聖地だった「ぷよぷよ」を振り返る
■ゲーム音楽の存在感
ロマサガ3は今の私に多大な影響を与えてくれました。その中でも大きいのが、ゲーム音楽の存在。いつも何気なくプレイしている中で、「なんだこの音楽は!?」とかなりの衝撃を受けました。
初めて作曲者を調べたのも、CDをゲットしたのもロマサガ3の音楽。そう、イトケンこと伊藤賢治さんの曲です。もうね、すべての曲がもちろんいいんですけど、特にボス戦前の気持ちをたぎらせてくれる曲調がたまらないのですよ!
これまで曲には歌があってなんぼと思っていたんですが、2014年に初めてサガのライブに行って、そして初めてライブで涙が出ました。この日は序盤から四魔貴族のテーマの演奏があり、必死に戦ったあの時を思い出すと…そこからは神曲のオンパレードで、ゲーム好きで良かったなって感じました。
余談ですが、このライブで演奏していた一人が今の私の主人になります。とまぁこんな爆ぜろ的な締めくくり方をするつもりはなかったんですが、イトケンさんといい主人といい、小さいころから愛してやまなかったゲームがつなげてくれた縁に感謝感激梨汁ブシャーです☆(誰かさんのを引用)
(文/横町藍)