海老のうまみ香る！札幌スープカレーの名店『奥芝商店』

ラーメンにジンギスカン、海の幸など、うまい食べ物が目白押しの北海道・札幌だが、忘れてならない名物が「スープカレー」。

発祥の店『マジックスパイス』や『イエロー』など有名店も数あるが、独自のスープにこだわって行列の絶えない人気店が市内の住宅街にある『奥芝商店』だ。

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■スープは2種類、辛さは12段階から選べる

一般的なスープカレーは「チキンスープ」をベースにしているが、こちらのお店のオリジナリティは「海老スープ」。甘エビやボタンエビなど、海の幸ゆたかな北海道らしい（チキンスープも選ぶことができる）。

辛さは、もっとも辛くない睦月から最凶の師走まで12段階。激辛好きも辛いのが苦手な人にも嬉しい。

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■一番人気は「海老スープ・やわらかチキンと特選野菜かりーの巻」

具もさまざま選べるが、一番人気の「チキンと野菜」をセレクト。北海道産のじゃがいもなど根菜類は素揚げされており、甘く香ばしい。

海老スープのうまみ、やわらかな鶏肉、甘く歯ごたえある野菜をカレーの爽やかな辛さと香りが、うまくまとめている。

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■ご飯大盛りだと『日本昔ばなし』状態

ご飯の量も小盛り〜大盛りまで選ぶことができるが、並盛り（写真左）と比べると大盛り（写真右）は、まさに山盛りサイズなので注文の際は要注意。

北海道産のおいしいお米は、若い男性ならイケるかもしれない（取材班は完食）。

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■北海道の給食で人気の「ミルメーク」も

後からじわじわ辛味がやってくるスープカレーには、辛さをマイルドにしてくれる牛乳がよく合うが、北海道の学校給食でおなじみの「ミルメーク」を入れるとバナナ牛乳、いちご牛乳など、どこか懐かしい味わいに。

昭和の香りがただよう内装も相まって、タイムスリップした気分を味わえるかも。札幌へ旅行したときには、ぜひ訪れたい1軒だ。

【奥芝商店　本店】
住所　札幌市中央区南八条西14-2-2

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（取材・文／しらべぇ編集部・タカハシマコト）