トイレに何を流していい?残飯やウェットティッシュはOK?
トイレ博士・佐藤満春です。
皆さんはトイレには何を流してますか? 排泄物、トイレットペーパー、他には…?
残飯? タバコ? ウェットティッシュ?
流したことある人はいると思います。では、トイレって何から何まで流していいの?
今回は、そんなお悩みにお答えしましょう。
結論から言います。残飯もタバコもぜーーーったいに流しちゃダメです。下水につながっている配管が詰まる恐れがあります。残飯に至っては途中で腐り始める可能性もあります。もちろん悪臭も放つでしょう。
更に、下水をきれいにする「水再生センター」では、残飯や生ごみや水に溶けないものが入っていると水を綺麗にするのに時間がかかったり、綺麗にならないまま海や川に流れてってしまう可能性があります。
水に流れないような固形物をトイレに流してしまった場合、配管にそれが詰まり、その詰まりに更に異物が乗っかる形も考えられます。
小さいから大丈夫だろうということで流してしまうと、直接的な原因にならずとも、詰まりを誘発する原因にはなります。
これは同じことが「水に溶けないティッシュペーパー」にも言えます。水に溶けないということは、物質として存在したまま狭い配管を流れていくわけです。「どこでどう詰まってもおかしくない!」とにかく、そのくらいデリケートなものです。
これは知っているか知らないかで大きな差が出ますので、是非、今後一生覚えておいてくださいませ。
それではまたどこかのトイレでお会いしましょう。
ジャー
(文/どきどきキャンプ・佐藤満春)