独立騒動の能年玲奈が「のん」に改名 地元関係者は「ノンコメント」
NHKの朝ドラ『あまちゃん』で国民的な人気となり、その後事務所との独立・引退騒動などで露出が激減していた女優の能年玲奈(22)が、芸名を「のん」に改名して再出発することが報じられた。
6月に所属事務所との契約が終了した能年は、本日発売の『週刊文春』で阿川佐和子との対談コーナーに出演。さらに15日発売の『FRIDAY』のインタビューに答えて動画を公開したりと、どこかふっ切れた様子だ。
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■本名が芸名の場合でも「改名」が必要?
朝ドラ女優として全国に知られた「能年玲奈」の名を捨てて、「のん」という変わった芸名での再出発はかなり意外だ。ネットの反応からも動揺が見られる。
能年玲奈、「のん」かぁ。なんだか京都の四条河原あたりの小料理屋みたいだ。
— 指南役 (@cynanyc) July 14, 2016
また、「能年玲奈」はそもそもが本名。元・モーニング娘。の加護亜依(28)の事務所移籍騒動では、「加護亜依」は本名であると同時に商標登録が行われていたためトラブルとなった(現在でも特許庁サイトで確認できる)。
しかし、「能年玲奈」は商標登録されていない模様。それでも改名が必要なのだろうか?
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■弁護士の見解は…
そこで、しらべぇコラムニストでレイ法律事務所・代表弁護士の佐藤大和先生に話を聞いたところ…
佐藤弁護士:レイ法律事務所は、芸能分野を一番の得意分野としているため、国内の芸能事務所の契約書はほぼすべて見ております。
商標登録をしている場合でも争いはありますが、能年さんは商標登録されていないようですので、今回の場合、考えられるのは、
①そもそも「芸名(を使用する)権利」が事務所側に帰属し、退所後の芸能活動における「芸名の使用禁止」が契約書に記載されていた
②事務所を辞める際に権利関係の合意書を作成し、その合意書において、退所後の芸能活動における「芸名の使用禁止」が記載された
③前の事務所の圧力の可能性があり、単に使用しない
が考えられます。多くの場合、①か②が多いため、今回の場合も同様と考えますね。契約書もしくは合意書で定めている以上、芸能活動をするうえで改名が必要だったのだと思います。これは本名であっても同じです。
もちろん争える可能性は少なからずあります。しかし、そうすると裁判等になりマイナスイメージになるため、おとなしく改名することを選択したのでしょう。
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■地元関係者は「ノーコメント」
さらに、しらべぇ取材班が能年をよく知る出身地・兵庫県の地元関係者に一連の騒動や改名について話を聞いたところ…
「関わりあいになりたくない。ノーコメントにしてほしい」
とのことだった。独立して、さまざまな困難もあるかもしれないが、また素敵な演技を見られるよう「のんストップ」で頑張ってほしい。
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