3人に1人が拒否反応!SNSでの「タグ付け問題」を考える

2016/07/15 11:00

SNS
kimberrywood/iStock/Thinkstock

SNSを使っている者であれば、おそらく誰もが知っている「タグ付け」機能。SNSに写真をアップロードする際、そこに写っている人物を該当のSNSユーザーと「タグ」によって結びつけることだ。

タグ付けされたユーザーは、自身のタイムラインにその写真が表示され、そのタイムラインは友人やフォロワーに閲覧され得る。「変な顔をして写っているのに勝手にタグ付けをされた」という方もいるのではないか。

しらべぇ編集部は、全国のSNSユーザー612人に「SNSで勝手にタグ付けされるのは不快と思うか」を調査してみることに。


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■3人に1人は不快になる

その結果、「不快」と答えた人は全体で32.4%。およそ3人に1人の割合で不快な気持ちになっている考えると、多いのではないだろうか。年代別で確認すると、以下のような内訳に。

SNSのタグ付け

とくに50代、60代の拒否反応が顕著である。編集部は、50代の事務パートの女性に話を聞いてみた。

「娘が友人を呼んで、家で鍋をしたんですね。それで、最後にみんなで写真も撮って。私は彼女とSNSでつながりました。そしたらその夜、彼女に、鍋のときに撮った写真で勝手にタグ付けされて…自分の顔を見たら、間抜けな顔をしてました。すぐにタグ、外しましたよ」


悪気はなくても、人を不快にさせてしまうことはよくある。そのひとつが「SNSのタグ付け」なのかもしれない。


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■双子座の人をタグ付けするときは要確認

次に、星座別の調査結果を見てみる。すると、星座によって明らかにその感覚に差が生まれていることがわかる。

SNSのタグ付け

獅子座のSNSユーザーは、5分の1程度の人しか勝手にタグ付けされることを不快と思っていないのに対し、双子座のSNSユーザーはどうだろう。約2人に1人の割合で不快感を示しているのだ。

双子座の方をSNS上でタグ付けする際は、きちんと事前に本人の許可を取ったほうがよさそうである。


本来ならば、どんな人の場合でも本人に確認をとるべきことではあるだろう。それは、SNSユーザーの基本的なマナー。人によっては「プライバシーを侵害された」と、わめき立てるかもしれない。

そんなことが起きないためにも、今一度、考えておきたいテーマである。

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(取材・文/しらべぇ編集部・倉木春太

qzoo調査概要】
 方法:インターネットリサーチ「Qzoo

調査期間:2016年6月24日~2016年6月27日
対象:全国20代~60代のSNSユーザー612名(有効回答数)

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