お風呂掃除のコツを伝授!天井、蛇口・鏡までピカピカに

2016/07/19 10:00

掃除
Jevtic/iStock/Thinkstock

掃除能力検定士の佐藤満春です。今日のお悩みは20代男性から「風呂掃除のコツが知りたい」とのこと。



 

■掃除の基本は上から下

風呂掃除だけではありませんが、基本的には掃除の手順は上から下に向けて掃除するのが効率がいいです。

まずは全体のカビ取りをしましょう。カビは胞子です。上に少しでもあれば胞子が下に降ってくるので、上のカビを退治しないことには延々と風呂場にカビが増え続けることになるんです。

まずは市販のカビ取りスプレーをご用意ください。この際、手袋、メガネ、マスクを忘れずに。

明らかに黒ずんでいるカビに、キッチンペーパーを這わせます。そこにカビ取りスプレーをかけて、湿布します。しつこいカビに浸透させるイメージです。大きいカビであれば時間にして30分程置いてもいいと思います。

カビは目に見えてない物もありますので、目に見えるカビ周辺にもカビ取りスプレーを吹きかけておきましょう。

時間が経ちましたら、キッチンペーパーを取り、ゴミに捨ててから、お湯でカビ取りスプレーを洗い流します。


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■中性洗剤と弱酸性を使いわける

カビをしっかり取って、カビを無くして、洗剤をしっかり落としてから、いよいよ風呂掃除のスタートです。

壁、バスタブ、に関しましては風呂用の中性洗剤で洗っていきましょう。スポンジで丁寧に磨いていきます。壁にもせっけんカスが飛び散っている場合も多いので、全体を磨いていきます。

続いては蛇口、鏡です。

蛇口、鏡に関しては中性洗剤というよりは「弱酸性」の洗剤を使っていきましょう。というのも、蛇口や鏡についている水道のミネラル分はアルカリ性ですので、酸性の洗剤(クエン酸やレモン、お酢などでも可です)で落としていきましょう。

最後は排水溝です。排水溝は除いて、髪の毛など物理的に取り除ける汚れがあれば取ってください。

ぬめりなどがひどい場合は、

「重曹+クエン酸」


で発泡させて汚れを落としていきます。

さて、ざっくりですが風呂掃除の流れをご紹介しました。ここまで一気にできない人は1か所ずつでも挑戦してみてください。まめに掃除することがとにかく掃除を楽にする方法です。

掃除と汚れは液性を見極めること、これも大事です。

(文/どきどきキャンプ・佐藤満春

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