【衝撃】日本人の半数がオリンピックに興味がないと判明
リオデジャネイロオリンピックの開幕がいよいよ目前に迫った。
開催地の決定から競技場の工事や治安など心配する声も多かったが、現地の盛り上がりを見るに4年に1度のスポーツの祭典が日本にもアツさ届けてくれることは間違いないだろう。
世界中が熱狂と感動に包まれるイベントだけに、開幕を心待ちにしているスポーツファンが多いはず。だが、しらべぇ編集部の調査で、オリンピックに興味のない人が多すぎるという結果が明らかに。
■世間は五輪に無関心!?
編集部が全国の男女1,358人に調査を行なったところ、なんと約半数もの人がオリンピックに興味がないと回答したのだ。
これは予想外の結果ではないだろうか?
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■五輪に夢中になれない理由とは
なぜ無関心なのだろうか。編集部では、オリンピックに興味を持てないという男女3人に話を聞いてみた。
「自分が運動オンチなのもありスポーツに感情移入できない。頑張っている選手を見ても『辛そう…』と思ってしまう。結果が残せなくて泣く光景などを見るとかわいそうで見ていられないので、試合は見ないようにしている」(20代 女性)
「開幕前の現時点ではそんなに興味はない。でも深夜のスポーツ番組で特集が組まれたり、選手に密着したVTRや両親へのインタビューを見ることで徐々に熱が高まってくる。なのでこれからがエンジンがかかっていく感じかな」(10代 男性)
競技自体に興味がないというより、テレビ越しに観るとさまざまな感情が沸き起こって観るのが耐えられないという人もいるようだ。 また最初は興味がないが、周囲の盛り上がりとともに自分も熱中する人も。
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■悪い大人がオリンピックイメージに影響?
中には、オリンピック開幕までに起こった数々の問題に冷めてしまったという人もいた。
「僕自身スポーツをやっていたこともあり、以前は見られる試合はできるだけ中継を見ていた。しかし今年に入ってから『オリンピック』と聞くと、東京開催に尽力するも消えていった東京都知事たちの顔が鎮魂歌のように思い浮かぶようになってしまった。
さらに、ロシアの国家ぐるみのドーピング問題を知ってからは純粋にスポーツファンとして裏切られたようで悲しくて。さまざまな要素が重なって、オリンピックそのものへの興味が薄くなってしまった気がする」(30代 男性)
オリンピックに興味を持てない人々の意見も、なんとなく共感できる点はあるかもしれない。しかし、この大会のために鎬を削ってきた選手たちの雄姿はぜひひとりでも多くの人に見届けてほしい。
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(取材・文/しらべぇ編集部・大久保彩乃)
【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年6月24日~2016年6月27日
対象:全国20代~60代の男女1,358名(有効回答数)