【衝撃】ジブリ映画『もののけ姫』には本当はなるはずだったタイトルがある
8月5日に日本テレビ系列の番組・金曜ロードショーで、スタジオジブリの名作映画『もののけ姫』が21時から50分延長で放送される。
ネット上では楽しみにしているジブリファンたちですでにSNSは大盛況だが、じつはもののけ姫、本当はなるはずだったタイトルがあるのをご存じだろうか?
■もののけ姫はプロデューサーが強行で付けたタイトル
もののけ姫に少し詳しい人ならみんな知っているネタなのだが、『もののけ姫』というタイトルは製作が始まる前から仮で付けられていただけのタイトルで、宮崎駿監督が考えていたタイトルとは違う。
映画を撮り終えたあとに宮崎駿監督はもののけ姫の鈴木プロデューサーに「こんなタイトルにしよう!」と言ったものがあるのだが、鈴木プロデューサーはもののけ姫というタイトルが気に入っており、勝手にそのまま進めてしまったらしい。
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■アシタカせっ記?
宮崎駿監督が考えたタイトルとは『アシタカせっ記』。なんだかもののけ姫と比べるとダサく聞こえてしまうタイトルだが、「せっ記」とは正史に残らず、伝聞のみで伝えられた物語という意味がある。
しかし宮崎駿監督案は完全に宙へ消えたワケではなく、ラストで流れる久石譲のエンディングテーマの曲名に使われており、もののけ姫の壮大で深い世界観を名曲とともに表現した素晴らしいコンビになっている。
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■黙れ小僧!
余談だが、ファン的にもののけ姫のヒロイン・サンの育ての親である巨大な狼・モロの君の名セリフ「黙れ小僧!」は必聴の価値アリ。
ラピュタの「バルス!」に匹敵するセリフだと思うので、聴いたことが無い人はぜひ聴いてほしい。ちなみに、モロの君の声優は美輪明宏が演じているぞ。
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(文/しらべぇ編集部・ロバ耳太郎)