開会式の様子が事前に流出したリオ五輪　トラブルは開会式の名物か

南米発のオリンピック大会となるリオデジャネイロ五輪が、6日いよいよ開幕する。

日本時間の7時半から開会式のテレビ中継も行われるが、7月31日に限られた招待客のみで行われたリハーサルの画像・映像がインターネット上に流出したとして、多くの地元メディアが報道。

画像はインスタグラム、映像はYoutube に、現在も複数のユーザーによって公開されている。招待客は、式の内容について口外しないよう求められていたとのことだが、SNS時代に情報を管理する難しさが浮き彫りとなった。

 

■開会式にトラブルはつきもの

リハーサルの画像・映像が、事前にインターネットを通じて全世界に公開されてしまうのはきわめて異例だが、「開会式のトラブル」という意味では決して珍しくない。日本でも大きく報じられた代表的なところでは…

①ロンドン五輪：誘導ミスで日本選手団が途中退場

前回のロンドン五輪の開会式では、入場行進した後、本来はフィールド内にとどまって開会セレモニーに参加する予定だった日本選手団が、組織委員会の誤った誘導により、退場。

開会式を見ていた日本人は、不思議な印象を覚えたはずだ。

②ソチ五輪：五輪→四輪に

2014年、ロシアで開かれたソチ五輪では、五輪の形になるはずの電光オブジェがひとつだけ開かず、「4つの輪」に。非常に興味深いデザインとして世界中でネタ化し、便乗Tシャツなども登場した。

事前に流出というトラブルを起こしてしまったリオ五輪開会式。本番では、「開会式名物」になりつつあるトラブルが、さらに何か起きるのか。日本時間の7時30分からNHK Eテレで、8時NHK総合テレビで生中継される。

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（文／しらべぇ編集部・猫山ニャン子）