「休むより働きたい」男女の本音は「家に居たくない！」

週もなかばを過ぎると休日が待ち遠しくなる。誰もが日曜日や連休最後の夜は「もっと休みがほしい！」と思うはず。しかし中には「休日よりも働いている日のほうが好き」という人も。

しらべぇ編集部では全国20～60代の男女を対象にその本心を調査。すると「単なる仕事好き」や「真面目」ではすまされない問題点が浮上した。

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■仕事への満足度が高いのはいいが…

「休日よりも働いている日のほうが好き」な人は全体で14％。年代別などで目立った傾向がなく、老若男女を問わず仕事好きがいる。しかし、既婚者と未婚者で分けると、既婚者に多いことがわかった。

そこで、既婚者の「仕事」と「家族」の満足度について集計したのが次の結果だ。

「働いている日のほうが好き」な人の仕事への満足度が高いのはわかるが、家族関係の満足度が低いのはどういうことだろう。

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■離婚の危機が浮上

結婚生活（幸福か離婚したいか）について集計したのが次のグラフ。なんと「働いている日のほうが好き」とする人の「離婚したい」の回答率が、男女ともに高いのだ。

別の集計では、「働いている日のほうが好き」な人は離婚経験者も多く、浮気の率も高かった。若い男性のほうがより顕著だが、女性も同様の結果になっている。

「家族との関係に問題があるので仕事へ没頭してしまう」あるいは「仕事に邁進するあまり家族との関係がおろそかになってしまう」のだろうか。

仕事が好きな人も嫌いな人も、今度の休日は家族とのコミュニケーションに力を入れてみては？

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（取材・文／しらべぇ編集部・谷葦夫）

【調査概要】
方法：インターネットリサーチ「Qzoo」 
調査期間：2015年12月22日～2015年12月24日
対象：全国20代～60代の男女1,353名（有効回答数）