雑誌「AneCan」休刊 専属モデル続々卒業も影響か

2016/08/10 20:00

AneCan
画像はAmazonのスクリーンショット

小学館が発行する女性ファッション誌『AneCan(アネキャン)』が、2016年11月7日発売の12月号をもって休刊することが明らかになった。

オフィシャルサイトに掲載された小学館広報室からのプレスリリースでは、休刊の理由について、

「アクティヴな30歳前後の多くの女性たちの心を捉え、全国的にも認知度の高い雑誌に成長しましたが、昨今の読者ニーズや広告環境の急激な変化を真摯にとらえ、月刊誌としての休刊を決定いたしました。」


と説明している。

『AneCan』は『お姉さん系 CanCam』として2006年に年2回刊行後、2007年3月から月刊誌として創刊。およそ10年での休刊となる。

同誌では、蛯原友里、押切もえ、高垣麗子らが専属モデルとして活躍。2014年には磯山さやかが「ぷにモデル」という肩書きのもと専属モデルデビューしていた。



 

■専属モデルが続々卒業していた

しかし、今年に入り蛯原は5月、高垣は6月に卒業を発表。押切も8月2日に新聞で卒業と発表されたことについて、自身のインスタグラムで報道を認め、

「正式なご挨拶はまだ控えますが、これまで応援してくださった読者のみなさま、支えてくれるスタッフのみなさん、モデルのみんなには心から感謝しています。」


とコメントしている。


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■今後もWebサイトは引き続き運営

今後の『AneCan』については、

「ブランド力とノウハウをいかし、今の時代らしく読者のライフスタイルに寄り添った新しい形でのビジネスを検討」


としており、その内容や時期は、具体的に決まり次第の発表となる。オフィシャルWebサイト「AneCan.TV」は引き続き運営される。

なお、最新9月号表紙にはディーン・フジオカと清野菜名が登場。インタビューのほか、生田斗真、岡田将生、松坂桃李の鼎談も掲載されている。

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(取材・文/しらべぇ編集部・小河 貴洋

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