【山の日】富士山に登った人の割合は?山ガールも憧れ

2016/08/11 09:30

山の日 富士山
Thinkstock/Top Photo Group/Top Photo Corporation

8月11日は「山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する」日として今年から国民の祝日山の日」となっている。登山にはベストシーズン。計画している人もいるだろう。

山岳部などのキツいイメージがあった登山。しかし、2010年に「山ガール」が新語・流行語大賞の候補になり、登山にカジュアルな印象が生まれた。2013年には「富士山」が世界文化遺産に認定され、登山への注目がさらに高まっている。


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■富士山に登ったことがある人の割合は?

しらべぇ編集部は全国の20~60代男女1,376人を対象に、日本人が一度は登ってみたい山「富士山」について調査を実施。富士山に登頂したことがあると答えたのは全体の11.1%。9人にひとりが日本の最高峰に登っている。

富士山

性別年齢別では、60代男性が17%と高い。中高年に登山ブームが続いているものの、富士山へ挑戦している人も同様に多い。また、ほかの年代でも男性の割合はとくに大きな差はない。

女性は20代の割合が4.5%でとくに低くなっており、富士山に登った山ガールはまだまだ少ないようだ。


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■登山はやっぱり金持ちの道楽なのか?

年収別では、700万円以上になるとおよそ3割と高所得帯で割合が高い。全体的には、所得が高くなるほど、富士山登頂率も高くなっている。

富士山

ある程度高い山になると道具選びは大事になる。靴や雨具、リュックなど、しっかりしたものが必要だ。登山が庶民的なレジャーになったとはいえ、富士山はまた特別だろう。


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■山のレジャーには危険が伴う

調査により、まだまだ富士山を登頂した人は少ないことが判明した。しかし、山の日を機に、富士山に登りたいと考える人もいっそう増大するだろう。

富士山だけでなく、山のレジャーにも関心が集まりそうだ。先日も、「スポーツクライミング」が2020年東京五輪の種目に追加されるなど、大きな話題も多い。しかし、気をつけたいのは山の事故だ。

しらべぇではクマの出没情報が今年とくに多いと報じた。さらにゲリラ豪雨による川の水難や岩場の滑落など、痛ましいアクシデントは後を絶たない。山は危険が伴う場所であることを忘れず、よりいっそうの注意が必要だ。

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(取材・文/しらべぇ編集部・京岡栄作

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方法:インターネットリサーチ「Qzoo

調査期間:2016年7月22日~2016年7月25日
対象:全国20代~60代の男女1376名(有効回答数)

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