「韓国嫌い=5割」に対して「嫌韓派が嫌い」な人の割合は…

2016/08/16 06:00

日韓
Kagenmi/iStock/Thinkstock

20世紀までほぼ存在しなかった新しい日本語、「嫌韓」という言葉はすっかり定着した。

しかもしらべぇの調査結果でも、全体のちょうど5割が「韓国が嫌い」と回答しており、かなり大きな割合を占める社会認識と考えていい。

日本人の5割は嫌韓派?嫌いなのは若年層より…

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■今年5月には「ヘイトスピーチ規制法」が成立

好き嫌いは憲法で保証された内心の自由だが、それを罵詈雑言として声高に主張し、街を練り歩く集団が存在する。

またそこまで実力行使に出ないまでも、匿名性の高い掲示板やツイッターでは、過激で攻撃的な言葉を多く見ることができるだろう。

2016年5月には「ヘイトスピーチ規制法」が成立。翌6月から施行された。「韓国が嫌いな人たち」の割合と比較して、こうした「嫌韓派」はどれくらいの人たちに嫌われているのだろうか?

全国20〜60代の男女1,358名を対象に調査を実施した。


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■嫌韓派を嫌う人は約2割

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「嫌韓派の人が嫌い」と答えたのは全体のおよそ2割。男女差はほぼ見られず、かなり限られた層であることがわかる。

また世代別では、20代と60代にやや「嫌韓派が嫌い」が多いものの、大きな差はないと言っていい状況だ。

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■韓国で「親日派(チニルパ)」は売国奴の意

一方の韓国では、歴史的経緯から「親日派(チニルパ)」という言葉は、「国賊」「売国奴」といった意味を持つ。

日本文化のファン(「イルパ」とも呼ばれる)も多く、数多くの観光客も来日しているわけだが、「嫌いの応酬」をエスカレートさせない知恵が必要だ。

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(文/しらべぇ編集部・盛山盛夫

qzoo-200x94【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo

調査期間:2016年6月24日~2016年6月27日
対象:全国20代~60代の男女1,358名(有効回答数)

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