コミケ人気サークルの人捌きが訓練されすぎていると話題に

長蛇を列を一瞬で消化!?コミケ人気サークルの列捌きっぷりが尋常じゃないと話題に。

2016/08/23 11:30

※画像はYouTubeのスクリーンショット
※画像はYouTubeのスクリーンショット

完璧な流れ作業…まるで工場…

三日間の来場者数は50万人を超え、夏の一大イベントとして定着している「コミックマーケット」ことコミケ。

90回目を迎える夏のコミケでは、とあるサークルのとった接客対応がユニークかつ合理的。まるでアトラクションのようで面白いと話題になっている。



 

■長蛇の列に並ぶ人々

コミケにおける“名物”となっているのがいわゆる『壁』と呼ばれる会場外周沿いに配置されたサークルに並ぶ人の行列。

今年はT.M.Revolutionの西川貴教さんがサークル参加したことからご存知の人も多いかと思うが、人気サークル前にできる長蛇の列は、某夢の国のアトラクションもかくやというレベル。

それ故にサークル側としては短い時間で多くのお客さんを捌くのが課題になるのだが、スペースや人員にも限界はある。


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■お金を投げ入れてUターン!?

今回話題となったのは漫画家・比村奇石さんによる「比村乳業」というサークルのスペース。ちなみに名前に乳業とついているが頒布しているのは同人誌のようだ。

映像を見てみると参加者と思しき人々がスタッフの用意した箱の中に次々とお札を投入し、そのままUターンして走り去って行く。一人あたりの所要時間はわずか数秒ほどで、とても「買い物」しているようには見えない。

コミケに参加したことの無い人には何が何だかサッパリわからない光景だろうし、どっちかといったら投票や募金でもしているように見える。


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■怪しい儀式ではなく、高速化されたシステム

調べてみたところ、どうやらコレは並んでいる人々を高速で捌くため、高度に最適化されたシステムのようだ。

列に並ぶ人々は予め1000円札を用意しておき、自分の番がきたらスタッフの用意した箱に投入。隣のスタッフから本を受け取ったのち速やかに退場する。

予めサークルの頒布物は1000円で一人一冊までというルールを周知しているので、このような方法で大きな混乱もなく列を消化することができるというわけだ。


買い物を終え無事に欲しい本をゲットできた人々の顔は皆一様に嬉しそうだ。

しかし、これほどの対策をとらねばならないほど長蛇の列ができる人気サークルとは……コミケ、恐るべしである。

https://www.youtube.com/watch?v=s25LPgW2iDc


(文/しらべぇ編集部・びやじま

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