美しい花には…毒！？イギリスにある「世界一致死性の高い庭園」

ドクロのマークに「ここにある植物は貴方を殺すことができます」と書かれた物騒なプレート。

イギリス、ノーサンバーランドにあるという「世界一致死性の高い庭園」ことポイズンガーデン（毒の庭）の映像が美しくもスリリングで話題になっている。

 

■美しい庭園の一画に存在

ノーサンバーランド地域の北部にある「アニック・ガーデン（Alnwick Garden)」は世界でもっとも美しい庭園とも言われており、その一画にポイズンガーデンは存在する。

重々しい鉄の扉には植物の致死性を警告するプレートが貼られ、入る前から「コイツは何かヤバいぞ…」という気配がビンビンに伝わってくる。

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■人間を瞬殺可能な毒植物がテンコ盛り

「ベラドンナは貴方を殺すことが可能です」「ダチュラ（チョウセンアサガオ）は、貴方を永遠の眠りにつかせるでしょう」

ポイズンガーデンを案内しながら淡々と語っているのは、ヘッドガーデナーのトレバー・ジョーンズさん。

完全防備なその出で立ちは造園業というよりは危険な物質を取り扱う科学者のようであり、いかにポイズンガーデン内部の植物が危険かを物語っている。

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■ガイドさんがいれば入れるけど…

ノーサンバーランド公爵夫人が「人々の目を引く庭園を作りたい」という思いで造ったこのポイズンガーデン、ガイドさんがいれば中に入ることもでき、今では観光の目玉にもなっているという。

ただ実際に花のにおいを嗅いだ観光客が失神するといったケースも発生しているというから、物見遊山で訪れるのは少々危険かもしれない。

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（取材・文／しらべぇ編集部・びやじま）