豪栄道が14連勝で涙の初優勝!「史上最弱大関」の汚名を返上

2016/09/24 20:00

※画像は日本相撲協会のスクリーンショット
※画像は日本相撲協会のスクリーンショット

24日、大相撲秋場所14日目が行われ、大関豪栄道が玉鷲を寄りきり勝利。14連勝で悲願の初優勝を決めた。

なお大阪府出身の力士が優勝するのはじつに86年ぶりとなる。



 

■カド番から見事優勝

豪栄道は先場所7勝8敗と負け越していたため、今場所はカド番。白鵬が休場し優勝争いが混沌とするとみられていたが、戦線に絡むことを予想するファンは少なかった。

むしろ「このまま関脇に落ちてしまうのではないか」との声もあり、「大関をキープできるかどうか」に注目が集まっていた。

ところが初日から怒涛の連勝。全勝キープで迎えた11日目から大関稀勢の里、鶴竜、日馬富士の2横綱をすべて退け優勝をほぼ確実なものに。

気合十分で臨んだ玉鷲戦は立ちあい後中に入ると即座にまわしを掴み一気の寄り。完璧な相撲で優勝をたぐり寄せた。


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■史上最弱大関を返上

2014年7月に大関となった豪栄道だが、昇進後成績が低迷。まったく優勝争いに絡めないことが多く、二桁敗戦やカド番で続きで史上最弱大関と揶揄されることも多かった。

また琴奨菊の優勝や稀勢の里の綱取り、遠藤や勢などの人気力士に押され、地味な存在になりつつあった。

それだけに今場所の優勝は起死回生の一手といえる。


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■稀勢の里は綱取りに失敗

一方で屈辱を味わったのが、今場所綱取りがかかった稀勢の里だ。13日目に4敗目を喫しており、横綱昇進は幻に終わった。

ちなみに、しらべぇ編集部の調査によると場所前に「横綱になれると思う」と答えた人は2割から3割程度存在していた。

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千載一遇のチャンスでまたしても勝負弱さを露呈し、同じ日本人大関に優勝を許してしまっただけに、当人もファンもガッカリしていることだろう。


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■相撲ファンの意見は…

相撲女子のBさんに、豪栄道の優勝について聞いてみた。

「琴奨菊や綱取り注目の稀勢の里の影に隠れてイマイチ存在感が薄く、しょっちゅうカド番で弱いイメージの豪栄道が、優勝ですから本当によくやったと思います。
豪栄道には熱狂的なファンがいるので、その人達も今頃泣きながら喜んでいるのではないでしょうか。この調子で関西の相撲ファンを喜ばせてほしいですね」


カド番から優勝し、一気に横綱候補に駆けあがった豪栄道。日本人横綱になることができるだろうか。

(取材・文/しらべぇ編集部・佐藤 俊治

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