今度の週末は真田丸&伝統刃物イベントに出かけよう!

2016/09/26 05:30

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※画像は真田十万石まつり公式サイトのスクリーンショット

再来週の土日、すなわち10月8〜9日は注目のイベントが立て続いている。

とはいっても、それは都内の話ではない。だが都内から新幹線を利用すれば、この週末は壮大な旅行が可能だ。交通手段の発達は、日本の国土を間違いなく縮めている。

再来週は自慢のカメラを持って、新幹線に飛び乗ろう。


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■松代の「十万石まつり」

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※画像は真田十万石まつり公式サイトのスクリーンショット

長野市では、来月8〜9日にかけて『松代藩真田十万石まつり』が催される。

松代は、真田信之のお膝元。江戸幕府成立後、真田家は上田から松代へ加増移封になった。それ以降真田家は松代の領主として明治維新まで命脈をつなぐ。

今年は大河ドラマ『真田丸』のヒットにより、このイベントにも大きな注目が集まっている。また、大名行列や鉄砲隊の演武など、歴史ファンにとってはたまらないプログラムも。

会場は松代城。ここは藩校の文武学校などが現存し、史跡としても非常に貴重だ。東京からは北陸新幹線を利用するのがいいだろう。


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■世界有数の刃物の産地で

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※画像は刃物まつり公式サイトのスクリーンショット

また、そこからさらに西へ足を伸ばしてみよう。

岐阜県関市では、まったく同時期に『刃物まつり』が開催される。関市は世界有数の刃物生産地として知られ、このイベントでは地元の刃物業者がブース展示を行なう。

居合道の演舞、日本刀鍛造などが公開実演されることでも有名だ。最近では「歴女」も刃物まつりに駆けつけているという。

ドイツのナイフメーカーであるツヴィリング・ヘンケルスの日本支社は、この関市に所在。同社のハイグレードブランドも、じつはメイド・イン・ジャパンだ。日本製の包丁は世界中の料理人からも高い評価を得ている。

この機会に、「最高の1本」を探してみてはいかがだろうか。


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■有給休暇不要の旅

東京在住の人がこのふたつのイベントを巡るとなると、中山道から東海道(あるいはその逆)を新幹線で周回するスケールの大きな旅になる。

だが、金曜日の夜に出発するとしたら日曜日の夜には帰宅することのできる行程。有給休暇不要の国内旅行としては、ちょうどいいサイズかもしれない。

2016年もそろそろ終わりに近づいているが、こうしたイベントはまだまだ目白押しだ。

・合わせて読みたい→【真田丸】名は武士の命 「幸」の一字に秘められた思いとは

(取材・文/しらべぇ編集部・澤田真一

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