海外旅行を快適に 新型携帯枕『Woollip』がすごい

2016/09/27 05:30

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※画像はIndiegogoのスクリーンショット

長時間の旅客機搭乗で最も問題なのは、「機内で寝る方法」

これが大変なテクニックを必要とする。ビジネスクラスやファーストクラスならばともかく、エコノミークラスの座席はあまり深く後ろに倒れない。「座ったままの睡眠」を強要されるのだ。

その上、ここ数年はLCCが台頭。飛行機は高速バスや新幹線と同列の乗り物になった。それと同時に、エコノミークラスで快適に過ごすことのできる携帯枕の需要が増えてきたのだ。

さらに、このような新商品も発売されている。


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■エコノミークラスで使える抱き枕

今年の中頃、クラウドファンディングサイト『Indiegogo』で注目を浴びた製品がある。

その製品の名は『Woollip』。どのような体勢からでも使用できる携帯枕だ。

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※画像はIndiegogoのスクリーンショット

座席背部に備え付けられている折りたたみテーブルを使い、あらゆる方向から首を支えることができるという。

このWoollipは首にはめるタイプの製品とは違い、どちらかと言えば抱き枕である。サイズもかなり大きい。だがこれは空気で膨らませるものだから、収納時はとてもコンパクトだ。


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■枕と最先端テクノロジー

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※画像はIndiegogoのスクリーンショット

Woollipは、Indiegogoで目標の450%の出資を集めた。プロジェクトとしては大成功である。

これはつまり、世界中の誰しもが「機内で寝る方法」に苦労していたということ。エコノミークラスの座席で不用意に寝たために、首を痛めてしまったという話も聞く。

枕があるのとないのでは、その後の疲労度にも大きな違いが出る。携帯枕にこそ、最先端テクノロジーの息吹が必要だったのだ。


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■腰痛にサヨナラ

もちろん、Woollipの「活躍」は飛行機の中だけに留まらない。

試しに、机の上に突っ伏して寝てみよう。この体勢は体重により両腕を圧迫し、さらに腰を不自然に曲げてしまうはず。人間の身体構造にまったく合致していない姿勢なのだ。

だが現実問題、そうした姿勢で寝ざるを得ないシーンはたびたびある。そんな時にもWoollipは真価を発揮するに違いない。

これぞまさに「イノベーション」だ。

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(取材・文/しらべぇ編集部・澤田真一

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