ケンミン8万人調査！大阪府民は「薄味うどん」と野球好き？
くいだおれの街、大阪。今年のNHK大河ドラマ『真田丸』は、いよいよ「大阪の陣」が舞台となっているが、徳川家康が天下を獲っていなければ、今も大阪が日本の首都だった可能性もある。
食文化やお笑いなど、独自の存在感を示す大阪府。そこに住む人々には、実際どのような特徴があるのだろうか。
しらべぇ編集部が全国の男女88,321名に調査した中から、大阪府に住む7,065名を抽出。カイ二乗検定をかけて有意差を判別し、4つのポイントを発見した。
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①「蕎麦よりうどん」は当たり前
大阪名物のひとつが、出汁のきいたうどん。「きつねうどん」の発音を他の地域の人が聞くと「けつねうろん」に聞こえることもある。
やはり大阪府民は、圧倒的に「蕎麦よりうどん派」が多い。全国平均とは10ポイント以上の差が開いた。
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②関西圏でも屈指の「薄味」好き
そんなうどんのつゆでも、濃口醤油がベースで真っ黒な関東風と異なり、薄茶色で透き通るのが関西風。
うどんに限らず、大阪府民は「濃い味つけよりも薄味」を好む傾向がはっきりしている。薄味派の比率は、全国平均を8ポイント近く上回っている。
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③プロ野球もJリーグクラブもあるが…
甲子園球場自体は兵庫県にあるのだが、大阪のイメージとして印象が強いのは、阪神タイガース。高校野球も強豪ぞろいで、他県の高校へ野球留学する選手も多い。
東北高校で甲子園に出場したダルビッシュ有投手も、大阪府羽曳野市の出身だ。やはり大阪府民の野球人気は根強く、全国平均を2ポイント上回った。
ところが、サッカー人気は、ガンバ大阪・セレッソ大阪と名門Jリーグクラブを2つも抱えているにもかかわらず…
全国平均よりも3ポイント以上低い。「サッカーより野球」が、暮らしに根付いた大阪府民の意識なのかもしれない。
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（取材・文／しらべぇ編集部・タカハシマコト）
方法：インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間：2015年3月31日～2015年4月20日
対象：全国15歳～90代男女88,321名うち大阪府居住者7,065名（有効回答数）
