乃木坂46・橋本奈々未 衝撃の引退理由「扶養義務」について弁護士の見解は…

橋本奈々未
画像はYouTubeのスクリーンショット

アイドルグループ「乃木坂46」のメンバー、橋本奈々未(23)がグループ卒業と芸能界引退を発表。

その理由が、10月30日に放送されたテレビ東京系バラエティ番組『乃木坂工事中』の中で、本人によって語られた。

もともと水道やガスが止められるほど貧しかった橋本がアイドルになったのは、「お金のため」。

弟の学費を稼ぐのが目的だったが、弟が大学に入学し学費免除となったため、母親から「無理しないで、好きなことをしてほしい」と言われたという。

しかし、「弟を養う」というのは義務なのだろうか。しらべぇコラムニストでレイ法律事務所・代表弁護士の佐藤大和弁護士に話を聞いた。



 

Q.法律では、家族間で支え合わなければならない?

佐藤弁護士:法律では、自分の両親や子ども、兄弟姉妹等について、お互いに扶養する義務があるとしています。


もっと簡単にいえば、自分の資産や労力で生活できない場合に、お互いに経済的にも支え合わなければならないと言っています。


ただ、法律上はお互いに支えあう義務がありますが、実際は、いろいろな事情もあり、経済的負担を家族間で押しつけ合うこともあるのが実情です。



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Q.橋本さんの場合は?

佐藤弁護士:この扶養義務には、生活保持義務と生活扶助義務の二種類があるとされています。 生活保持義務は、親子や夫婦の場合には、自分と同程度の生活をさせないといけないという義務のことをいいます。


他方、兄弟姉妹の場合には、自分の生活に余力がある場合に限って助けてあげればいいという生活扶助義務があるとされています。


橋本さんのお話だけでは、法律上の扶養義務が発生するまでかはわかりません。ただ、橋本さんのように、家族間の扶養問題、貧困と進学の問題などはあるのが実情です。


乃木坂46が大好きな私としては、今回、橋本さんのお話には本当に感動するとともに、貧困と進学の問題など、いろいろと考えさせられました。


いろいろと言う人もいるかもしれませんが、今後の人生、心から応援しています!


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(取材・文/しらべぇ編集部・タカハシマコト 取材協力/レイ法律事務所・佐藤大和

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