「高額転売」1人で4千万円売る月も…政府の法整備に期待

社会

2016/11/18 08:00

(RSR2009チケット)
(Photo by RSR2009チケット – takako tominaga

10月12日、NHK『クローズアップ現代+』で高額転売商法の手口が特集された。

しらべぇでは過去に、転売人の逮捕や、転売屋を本気で潰す方法ツイートなどについて報じており、転売について注目が高まっていることがわかる。

しかし、現在でも高額転売取引が続いており、オークションサイトでは、1枚定価1万円程度のライブチケットが15万円以上で落札されているものもいくつかある。


 

■転売商品を買うことがある?

しらべぇ編集部では、全国20代~60代の男女1,387名を対象に、転売に関する調査を実施した。「定価より高い転売品を買うことがある」と回答したのは全体の1割。

性別・年代別では30代女性が高く15%弱、個人年収別では1,000万以上の3割が購入経験アリと答えた。

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■1アカウントで月4,000万の売り上げ

また、Yahoo!オークションで落札された興業チケットの価格から出品者アカウントごとの販売合計額を算出しているサイト「チケット転売ランキング」によると、7月の1か月間に1,500枚、4,000万円を売り上げるアカウントもあるようだ。

儲けに対する税金はきちんと払われているのだろうか。高額転売問題は放っておけない段階にある。


■販売サイトへの大量アクセスを法整備で禁止して転売を防ぐ

前述の『クローズアップ現代+』では、転売の手口について、販売サイトに専用プログラムで開始時間と同時に大量にアクセスしていることを指摘した。

インターネットの便利さが招いた転売行為は、システムとソフトウェアのいたちごっこになっている。

日本では「不正アクセス禁止法」があるが、大量アクセス自体は違法ではない。不正と認められるようになれば、一定の効果が期待できるだろう。自治体や政府レベルの対応が早急に待たれる。

・合わせて読みたい→嵐チケット転売で1000万円稼いだ女が逮捕 被害ツイートが生々しい

(取材・文/しらべぇ編集部・京岡栄作

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo

調査期間:2016年10月21日~2016年10月24日
対象:全国20代~60代の男女1387名(有効回答数)

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