ネット情報をすぐに信じて大丈夫?過去には逮捕者も

2016/11/18 08:30

junce/iStock/Thinkstock
(junce/iStock/Thinkstock)

検索すればすぐに情報が見つかり、ニュースもWEBサイトでチェックできる便利な時代。SNSを使っている人であれば、知り合いからいろんな情報を手に入れることができる。

しかし、中には間違っていたり、人を騙して楽しむ「釣り」「デマ」も混じっているのがネットの情報だ。何が正しいのか、自分でしっかり確認する必要がある。

それでも「ネットに載ってたから正しい!」と考える人もいるはず。では、みんなネットの情報をどう思っているのか。



 

■信じる女性が多数

しらべぇ編集部が全国20〜60代の男女1,365名に調査した結果、「すぐに信じてしまう」と答えたのは17.6%。そのまま鵜呑みにしている人は案外少ないようだ。

注目したいのが、その男女差。

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60代で割合が少し落ちるが、全年代で女性のほうが高いのだ。4〜5人に1人はネット情報をそのまま「真実」と受け止めてる…と考えると、ちょっと怖い。

では、どんな「デマ」があるのだろうか。


関連記事:20代女性の6割「コロナ前より情報リテラシー高まる」 専門家の意見確認を

 

■どんな「デマ」が?

①ジョークのつもりが…

「iPhoneを電子レンジにかけると充電できる」

など、ちょっと知識があれば冗談だろうと判断できるが、全く知らない人は「そうなのか!」と思い込んでしまうことも。


②真実だと信じ込んでいる? 「拡散希望」

「拡散希望! 〇〇で勤めてる人から聞いたんですけど…」

といった、その情報元本当にいるの? と疑いたくなる拡散希望。

特にTwitterでよく見かけるが、拡散希望とついているツイートの情報は信じるな、と言われるほどにデマの率が高い。


③偽の訃報

「〇〇が亡くなったらしい」

悪質だが、人の死に関して嘘をつく人がいるのだ。

過去にも多くの有名人が「交通事故で死んだ」「病死した」などと勝手に言われ、本人や周囲が否定する騒ぎが起きている。

そのせいで本当の訃報が流れた時に、「デマでは?」など混乱してしまうことも。


②震災関連

悲しいことに、震災が起きるたびにネットではデマが出回る。熊本地震の時にもこうした「嘘情報」が大量に登場。

「遊園地からライオンが逃げた」などとTwitterで嘘をついた男性は、のちに逮捕されている。


ネット上には有益な情報もたくさんある。新しいことを知りたければ、テレビや新聞よりも早くキャッチできるだろう。

しかし、こうした「間違った」情報かもしれない…と、念のため疑うことも必要だ。

・合わせて読みたい→【注意】2ちゃんねるとTwitterで熊本地震のデマ拡散「川内原発火事」など

(取材・文/しらべぇ編集部・たつきあつこ

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo
調査期間:2016年9月23日~2016年9月26日
対象:全国20代~60代の男女1365名(有効回答数)

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