美容師に悪くて言えない…美容室を変えられない人の切実な悩み

2016/12/06 07:00

美容室
(©ぱくたそ)

髪を切ったり染めたり、セットしてもらったりと、ヘアケアをするために行く美容室。話が合う担当者や、髪質をわかってくれる馴染みの美容師がいるなど、同じ美容室にずっと通っているという人もいることだろう。

そんな中、美容室を変えたくても「美容師に悪くて変えられない」と、秘めた思いを抱えている人はどれくらいいるのだろうか。

しらべぇでは、全国20代〜60代の男女1,387名に対し「美容室を変えたいが、担当美容師に悪くて変えられない」という人の割合を調査してみた。


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■悪くて変えられない人は10人に1人

全体の割合で見てみると、「美容室を変えたいが担当美容師に悪くて変えられない」という人は10.7%という結果になった。

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髪の毛は目につく場所のひとつでもあるため、「今の美容室を気に入っている」もしくは「髪型やセットの仕上がりなどに不満があれば、容赦なく美容室を変える」人の方が多い傾向にあるようだ。


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■年収1,000万円以上の人は5人に1人が変えられない傾向

年収別で見てみると、年収1,000万円以上の人は22.7%の人が「美容室を変えられない」と悩んでいるようだ。

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他の年収の人と比べて、10ポイント以上も高い結果だ。年収1,000万円以上もの仕事ができるようになるまでには、人との密なコミュニケーションを培ってきたからとも考えられる。

そのため、美容室との関係も簡単には断てない…という思いもあるのだろうか。


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■美容室を変えられない人の声

美容室を変えたくても変えられないという、切実な悩みを抱えている人に話を聞いてみた。


<友達が美容師>

「高校生のころから『美容師になるのが夢』と言っていた友達が、晴れて美容室に就職。そのあとの研修も、私がモデルとして協力しました。正直その時の仕上がりは要望通りではなく、まだまだだ…なとは思ったのですが、まだデビューしていないし、これから頑張ってほしいと思っていました。


数ヶ月して美容師デビューし、お祝いも兼ねて行ったのですが、毛先もバラバラだし、染めむらもあって、思った通りの仕上がりではなく…。でも、ことあるごとに『今度はいつ来る?』などの連絡がくるため、なかなか変えるとは言い出せません」(20代・女性)


<マッサージをする人が…>

「お気に入りの美容師さんがいる美容室に通っています。ただひとつ本当にイヤなのが、髪の毛を洗ってくれる別の美容師さんのマッサージが強すぎること。肩から首、頭の付け根など、恨みでもあるのかってくらい強く押されて、気持ち悪くなります。


もちろん『強いマッサージが苦手』と言いましたが、『いや、でもこれくらいやらないと』と言われて全然強さが変わらないんです。今まで2回その人に当たっちゃったので、次もそこへ行くのか…本当に悩ましいです」(30代・女性)


本来、心身ともに癒され、きれいになれる場所が美容室だが、そうとは言えない場所になってしまっている人もいるようだ。

しかし、自分の見た目に関わる重要なこと。相手の美容師のためにも、包み隠さず本当の気持ちを伝えるべきなのかもしれない。

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(取材・文/しらべぇ編集部・山吹彩野

【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo
調査期間:2016年10月21日~2016年10月24日
対象:全国20代~60代の男女1387名(有効回答数)

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