恋人と仕事どっちが大事?高年収の人は恋を犠牲にしがちか

2016/12/09 20:00

仕事か恋人か
(©ぱくたそ)

お金を得るためにする仕事。仕事とプライベートをドライに分ける人も増えているが、なんだかんだ「社畜だ」という人も少なくない。

そうした中、仕事が原因で、恋人と別れてしまったことがあるという人はいるのだろうか。

しらべぇでは、全国20代〜60代の恋人がいたことがある男女1,007名に対し、「恋人の仕事が原因で破局したことがある」という人の割合を調査してみた。


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■仕事より恋人を選ぶ?

全体の割合を見てみると、「恋人の仕事が原因で破局したことがある」という人は、わずか5.0%という結果に。

仕事か恋人か

恋人同士のケンカの原因として、「自分と仕事、どっちを選ぶの?」というお決まりの言葉があるが、案外これで別れている人は少ないようだ。


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■高年収はプライベートを犠牲にせざるを得ない?

一方、年収別で見てみると、年収1,000万円以上の人は16.2%と、全体と比較して3倍以上「恋人の仕事が原因で、破局している」という回答だった。

仕事か恋人か

高収入の人が、必ずしも同じレベルの年収の人と交際するとは限らないが、この結果を見る限り「相手の仕事も忙しい」と考えられる。

年収1,000万円以上になるには、それ相応の仕事量やステップアップに時間を費やした可能性は高く、そのためにはやはり、恋人との時間といったプライベートな領域を犠牲にしないと、たどり着けないのかもしれない。


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■仕事をしつつお互いを尊重したという声

実際、仕事が原因で破局しかけたが、結婚にまで発展した…という人に話を聞いてみた。

「同棲中の彼は飲食店の経営者で、業績も安定しているし自分ががっつりと働かなくてもいいため、家を出るのは遅く、帰るのも早いという生活でした。私は正社員で平日は毎日働いていたのですが、私が疲れて帰ったらすでに彼は家にいるのに、ご飯を作るのは私。そんな毎日が続き、仕事のストレスも重なって、一時期距離を置きたいと言って3ヶ月くらい離れて暮らしました。


でも、嫌いになったわけではないし、落ち着いたころ、家族ぐるみで会える機会があり、『夜ご飯は基本、仕事場のまかないを食べて帰ってきてもらう』という話で決着し、同棲復活。つい先日、結婚することができました」(30代・女性)


相手は仕事の都合で帰宅が早い。だけど疲れて帰ってきた自分が、ちゃんとしたご飯を作らなきゃ…ということから、ストレスが爆発してしまったケース。しかし、お互いのことを考えて、打開策も導き出せたようだ。


かつて「亭主元気で留守がいい」という名言もあったが、お互いの距離感を大切にし、仕事とプライベートのバランスを考えることが、うまくいくコツなのかもしれない。

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(取材・文/しらべぇ編集部・山吹彩野

【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo
調査期間:2016年10月21日~2016年10月24日
対象:全国20代~60代の恋人がいたことがある男女1007名(有効回答数)

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