アニメ・マンガの世界が目の前に 「聖地巡礼」の魅力って?

2016/12/11 08:30

(画像は西宮観光協会公式サイトのスクリーンショット)
(画像は西宮観光協会公式サイトのスクリーンショット)

『2016ユーキャン新語・流行語大賞』のトップテン入りした単語の1つ「聖地巡礼」。映画やテレビ作品、ゲームなど、物語の舞台となった場所を訪れることを指す言葉だ。

最近では巡礼マップが作られたりと、コアなファンだけのものではなくなっている。そんな「聖地巡礼」を実際にしたことがある人はどれくらいいるのだろうか?



 

■巡礼者は意外に少ない?

しらべぇ編集部が全国20台〜60台の男女1365名に調査した結果、「聖地巡礼をしたことがある」と答えたのは全体の10.3%。

男女年代別で見てみると、若い男性と50代が多いようだ。

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女性は全体的に低いのだが、50代だけ少し高め。子供の手が離れて、自由に使える時間が増えたからかもしれない。


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■アニオタはやっぱり…

「聖地巡礼」が最も使われているのは、やっぱりアニメ。映画『君の名は。』キービジュアルの須賀神社のように、実際にある場所の風景をそのまま再現している作品も多い。

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その結果、やはりコミケに行ったことがあるアニオタの3人に1人は聖地巡礼にも出ていることが判明。

興味がない人からすると、「何が楽しいの?」と思ってしまいそうだが…。


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■聖地巡礼はこんなに楽しい

聖地巡礼によく行くという、アニメ好きの30代女性はこう熱く語る。

「初めての聖地巡礼…アニメの舞台に行ったのは、『耳をすませば』の聖蹟桜ケ丘ですね。ここに雫と聖司がいたんだ、ってすごい感動して。


社会人になってからは、暇があれば聖地巡礼してます。京都、大洗、鷲宮、竹原…旅行に行く際は、好きなアニメに絡めてしまうほど。


ここかな? あ、見覚えある! って思いながら行くのが楽しくて。2次元であるアニメに描かれていた場所に、自分がいる。それが嬉しいんです。


最近だと『シン・ゴジラ』のロケ地巡りもしました。ここからゴジラが出てきて向こうに歩いて行ったのか、道狭いな、とか。その場所に行くと見えるものがあるんですよね」


自分の好きな作品にどっぷり浸れる、聖地巡礼。細かい場所までわからないし…という人は、マップやアプリが用意されている作品からチャレンジしてみては。

作品を見る→聖地巡礼→もう一度見る…のループにはまるかも!?

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(取材・文/しらべぇ編集部・たつきあつこ

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo
調査期間:2016年9月23日~2016年9月26日
対象:全国20代~60代の既婚男女1365名(有効回答数)

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