「今年の漢字」間もなく発表 激動の年をあらわす1字を予想
毎年12月に公益財団法人 日本漢字能力検定協会から発表される「今年の漢字」。さまざまな出来事が駆け巡った2016年だが、一体どの漢字に決定するのだろうか。
しらべぇ編集部でも予想してみた。
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■しらべぇ編集部の「今年の漢字」予想
「報」
週刊誌などの「報道」が世の中を動かした1年。一方でメディアの質が問われることも。自らしたことの報いを強いられた芸能人や政治家、また、苦しい練習が報われたスポーツ選手らも話題になったため。
「倫」
不倫騒動、薬物、メディア…いろいろなもの、人の倫理が問われる1年だったため。
「泥」
不倫、薬物などが特に目立ち、ドロドロした1年だったため。
「砲」
文春砲、フライデー砲により、芸能人の不倫問題や薬物疑惑といったスキャンダルが発覚。まさに大砲に打たれたような衝撃が国民に走ったため。
「闇」
さまざまな人の心の闇が事件を起こしたダークネスな1年だったので。あと年末にスターウォーズの映画でダースベイダー(暗黒卿)が出てくるため。
「神」
流行語になった「神ってる」はもちろんだが、映画『君の名は。』の、ヒロインの家系が神に仕える巫女であること、主人公の声優は神木隆之介と神に関係していること。
また、興行売上は200億円で歴代2位に。ちなみに1位は『千と千尋の神隠し』と偶然の一致ながら神にまつわっているため。
「解」
SMAP解散のインパクトが強すぎたので…。
「音」
PERFECT HUMAN、PPAPがブームとなったこと、ラップバトルを取り入れた番組企画が増えたこと、レコ大買収など芸能面で音を使ったものが流行ったため。
2016年は激動の年であり、あらゆる予想が乱れた一年だった。「今年の漢字」、発表は14時に清水寺で行われる。
(文/しらべぇ編集部・伊藤大生)