尿の量が多い時と少ない時がある?いつもと違うと思ったら…

2017/01/03 05:30

(vchal/thinkstock)
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トイレ博士・佐藤満春です。今回は60代女性からしらべぇ編集部に届いたお悩みです。

「尿の量が多いときと少ないときがある」



 

■おしっこ量の目安って?

当然、飲んだ水分が多ければ尿も多くなることと思います。しかしながら、毎日同じ生活をしているのに日によって違うとしたら、少し注意が必要かもしれません。

健康体の成人の尿量は、回数としては1日に5回〜6回、量は1日に1,000〜2,000mlがおおよそ正常だそうです。

頻尿とは回数が1日に10回を超える人、多尿と呼ばれるのは量が1日に3,000ml以上とのことです。(※もちろん個人差はありますので、目安として考えてください)

頻尿と多尿は兼ねる場合も多いそうです。


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■おかしいな? と思ったら医師に相談を

多尿の中でもストレスが原因のものは「心因性多尿」と呼ばれるものがあります。

水分を飲む量に変化がないにもかかわらず尿の量が増えたのであれば、気をつけたほうがいいかもしれません。

ほかにも、尿細管障害、尿崩症、糖尿病の可能性もあるそうです。

糖尿病や尿崩症だとしても多尿の場合は予期せぬ尿が水分として排出されてしまい身体が脱水症状に陥ります。

もし多尿を抑えようとして水分を我慢すると、極度の脱水で状態が悪くなり、発熱や嘔吐の症状が出ることもあります。

自覚症状が出た段階で早めに専門家・医師の判断を仰いでください。排泄は健康のバロメーターです。

それではまた、どこかのトイレでお会いしましょう。ジャー。

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(文/どきどきキャンプ・佐藤満春

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