『真田丸』公式サイトも31日で完全終了 ファンからは嘆きの声
昨年12月18日の「最終回」をもって放送終了し、年末には「総集編」も放送されたNHK大河ドラマ『真田丸』。
年間の平均視聴率はここ5年間で最高、最終回の総合視聴率は21.3%(ビデオリサーチ調べ・関東地区)を記録した。
■「さなロス」「丸ロス」が続く
多くの人の心を1年間とらえ続けたコンテンツだけに、喪失感から「さなロス」「丸ロス」といった声も聞かれる。
最終回(第50回)の放送が終了した翌週日曜25日夜には、ツイッターで「#真田丸第51回」とハッシュタグをつけた二次創作祭りも行われた。
しかし、NHKの『真田丸』公式サイトが今月31日で終了と告知され、ロスに拍車をかける状況となっている。
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■「残してほしい」の声に「肖像権が…」
ツイッターでは、ファンによる「何らかの形で残してほしい」という意見が目立つ。
本当に前々から思っているんだが、大河ドラマや朝ドラの公式サイトはオンデマンドやDVDでの販売を真剣に考えているなら永久に残すべきだと思うの。または簡易版を新たに作るか、サイトの文章は書籍化して出版し史料として残すべきだと思うの。
— のぐちよしあき(配役宝典の中の人) (@noyorin) 2017年1月2日
一方で、「俳優の肖像権が問題」という声も。これに対しても、貴重な資料として何らかの対応策ができないか、といったツイートも見られる。
大河ドラマのWEBサイトが番組終了後一定期間で消えてしまうのは、主に役者の肖像権が問題なので、NHKに対して安易に「続けてくれ」と懇願するのはちょっと無責任な話なのです。 #真田丸
— あるぺ☆ (@alpe_terashima) 2017年1月2日
「肖像権があるから仕方ない」という話に関しては
・では消さざるを得ない部分と、残せる部分の切り分けは可能?
・出演依頼・契約時にサイト写真・記事を残せる契約は不可能か?(役選定の考慮基準にもする)
・「サイト国会図書館」的な公的機関の保存・公開は肖像権の例外とする立法は無理か?— gryphonjapan (@gryphonjapan) 2017年1月4日
有料化、もしくはネットメディアではない形で、こうした資料が残せる仕組みも期待される。
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(文/しらべぇ編集部・盛山盛夫)