結婚してないことに引け目を感じる?周囲の目が気になるのはあの世代

2017/01/16 05:30

結婚をしていないのに引け目
(©ぱくたそ)

結婚をしない人たちが増えている。彼らは結婚をしていないことを、どのようにとらえているのだろうか。

しらべぇ編集部では、全国20〜60代未婚者の男女629名を対象に「結婚」に関する調査を実施。その結果、「結婚をしていないことを引け目に感じている」と答えたのは23.2%だった。



 

■40代独身男女の複雑な気持ち

男女・年代別でみると、複雑な気持ちが読み取れる。

結婚をしていないのに引け目性年代別グラフ

男女ともに、40代が一番多い割合になっている。周囲の結婚ブームも落ち着いた年代だが、引け目を感じる理由はどういったものなのか。

「30代の頃は、まだ独身の友達もいっぱいいた。そんな子たちも結婚をして、独身は私だけに。会話の内容も子供や家庭のことになるし、久しぶりに会っても取り残された感じがする」(40代女性)


「結婚願望はなく、自分では楽しくやっている。ただ周囲の目が『ひとりでかわいそう』とか思っているのではと感じてしまう。少子化問題とか聞くと、『ごめんなさい』って思うし。考えすぎなんでしょうけど」(40代女性)


生涯独身でいる男女は増えているのに、結婚に対する人々の価値観は古いままの人が多い。適齢期になれば家庭を持つのが当然との考えが、彼らを苦しめているようだ。


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■元ヤンは多めで離婚経験者は少ない

傾向別では、まず独身の元ヤンは半数以上が結婚をしていないことを引け目に思っていると判明。

結婚をしていないのに引け目傾向別グラフ

ヤンキーは基本的に、結婚が早いイメージである。ヤンキー仲間と結婚をし、地元に腰を据える人が多い。周囲の結婚が早いと、焦るのも無理はない。

また離婚経験のある人は、3割と比較的少ない結果である。一度でも結婚の経験があれば、引け目も少なくなるようだ。さらには、「もう、結婚は懲りごり」と思っている人も多いだろう。

「結婚がすべてではないから、周囲の目を気にしてネガティブになる必要なないと思う。楽しいと思うことをして、自分なりの生き方ができれば幸せですよ」(30代女性)


結婚に限らず、多様な生き方を受け入れる社会は今後の鍵となりそうだ。

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(取材・文/しらべぇ編集部・ニャック

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo
調査期間:2016年12月16日~2016年12月19日
対象:全国20代~60代未婚者の男女629名 (有効回答数)

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