「収入が少ない」で妻を殺害 逮捕の夫に同情の声も

社会

2017/01/17 07:00

(Artem_Furman/iStock/Thinkstock)
(Artem_Furman/iStock/Thinkstock)

夫婦は厳しい人生という旅をともに乗り越える上で、もっとも重要なパートナーだ。だが、近い関係だからこそ、さまざまな問題も起こりうる。

今、とある夫婦に起こった事件に注目が集まっている。


 

■「収入が少ない」で妻殺害 逮捕の夫に驚きの声

16日、長野地裁で昨年6月に殺害された山田佐登美さん(53)に関する裁判員裁判の初公判が開かれ、殺人の罪に問われた夫の山田光則被告(53)が起訴内容を認めた。

以下、警察側の冒頭陳述などから事件の流れを箇条書きで紹介したい。

・夫婦は金銭的に問題を抱えており、被告は妻から「会社を辞めて起業したことで収入が減った」などと数年前から責められるようになっていた


・事件の2日前に「長女が4年制大学に行けなかったら後悔する。それはあなたの収入が少ないからだ」などと言われる


・事件前日、「長男の成績が落ちて希望の大学に行けず、良い会社にも入れなくなり、あなたのように収入が少なくなると困る」と言われ、殺害を決意


・事件当日、カッターナイフなどを持って佐登美さんの寝ている部屋に忍び込む。子供たちのことを考え、殺害を躊躇したものの、40分間の熟考の末反抗を決意。首を絞めて殺そうとした後、抵抗されたためカッターナイフで首を複数回切りつけて殺害


・物音を聞いた長女と長男が事件に気づき、警察に連絡。7月31日に殺人容疑で逮捕された。


被告人の弁護によると山田被告と妻は19年間連れ添い、関係も円満だったという。

それなのに殺害を決意したというのは、収入面のことを言われるのがよほど嫌だったのだろうか……。


 

■パートナーに殺意を覚えた割合は?

当然のことながら、逮捕された夫には批判の声があがっている。だが、男子たるもの、色んな言葉で低収入を指摘され続けたことに一部では同情の声も寄せられているようだ。

夫婦グラフ

ちなみに、しらべぇ編集部が行なった調査では「夫(妻)に死んでくれないかなと思ったことがある」と答えたのは全体の5人に1人程度。

ともに30代がもっとも高い数値であり、それ以降は徐々に該当率が下がっていく。

思うことと実際に行動に移すことの間には大きな隔たりがあるものの、それくらい良好な夫婦関係を継続するというのは難しいということか。

そして、揉めるのは往々にしてお金のことなのだろう。

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(文/しらべぇ編集部・クレソン佐藤  参考:産経ニュース

【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo 
調査期間:2015年4月17
日~2015年4月20日 
対象:全国20~60代の既婚男女866名(有効回答数)

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