恐怖! LINE「友だち」に見知らぬアカウントがいた結果…

不要なトラブルは避けたい。

2017/01/19 17:00

LINE

無料通話・メールアプリ「LINE」。
昨年、国内利用者数が6800万人を突破し人口のおよそ53%以上がダウンロードしていると、LINE株式会社は媒体資料で発表している。

まさに国民の「生活インフラ」として、定着しつつあるといっても過言ではないだろう。本来、LINEはIDや電話番号を知らない相手は「友だち」として登録ができない仕組み。

だが「見ず知らずのアカウント」が、自分の友だち一覧に紛れ込んでしまっている人が世の中にはいるらしい。



 

■約4割がYES

しらべぇ編集部では20代〜60代のLINEユーザー600名を対象に「友だち一覧に『見ず知らずアカウント』がいるか?」調査を実施。

その結果、全体で4割近いひとが「いる」と回答する結果に。

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悪質業者が人為的にLINE IDを検索して迷惑アカウントを友達登録してきたり、所有する電話番号の「過去の使用者」の友人が友達登録してしまうケースもあるようだ。


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■高年収ほど「知らない人がいる!」

特徴別にみると興味深い結果が。

LINE上の友達に「見知らぬ人がいる」と回答した人の割合は、300万円未満の人に比べ、700万円以上の人が約16ポイント上回る結果に。

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高年収者は、周囲の「玉の輿ハンター」から気軽にLINE交換を求められ気軽に応じていく中で、記憶の範疇を超えて「友達増加」してしまう傾向があるのだろうか。

編集部では「見知らぬアカウント」によって、恐怖体験したことがあるという人物に話を聞いた。


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■悪口グループに招待してた…

「個人が特定できる内容を織り交ぜ、共通の友人のハードな悪口を5名で言い合うためにグループLINEを作成。しかし、その内ひとりがトーク内で無反応なんですよね…。


全員の『既読』確認はできるけど、反応がないのはおかしい。調べたら登録したつもりの友人ではなく『同名の見知らぬアカウント』だということが発覚しました。


自分の『友だち』になっているけど、誰だか身元が特定できず迷宮入りに。グループは退出したけど、そのアカウントを所持する人物から脅されたらどうしようと、不安な時があります」(20代女性)



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■タレントのアカウントの場合…

一方で、「見知らぬアカウント」かどうか、そもそも見分けがつかないケースもあるようだ。芸能事務所の関係者はこう語る。

「タレントがLINEアカウントを所持する場合、流出を怖れ、イニシャル一文字だけでアカウントを所持している人物も多いです。


新人タレントはリスク回避のため、LINEの利用を事務所から制限されることもあるほど。


個人が特定ができないように、愛犬などをアカウント写真に利用する人も多いですね。トーク内の本文さえ気にしていれば、流出した際のリスクも最小限に抑えることができると考えるのでしょう。


私自身も仕事柄、友だち一覧に著名人が多いせいか、一見すると『名前が抽象的な謎のアイコン』が多いです…」(30代 芸能関係者)


アプリの設定タブ「友だち」項目において、「友だちへの追加を許可」や「友達自動追加」機能をオフにすることで、不要なアカウントが登録されてしまうリスクを軽減することができる。

さまざまなツールを用いて便利になっている時代。不要なトラブルは避けたい。

(取材・文/しらべぇ編集部・猫山ニャン子

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
調査期間:2016年12月16日~2016年12月18日
対象:全国20代~60代のLINEユーザー男女600名

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