『嘘の戦争』人を不幸にする復讐劇がすごい…「エグすぎる」との声も

2017/01/26 17:00

嘘の戦争
(画像はYouTubeのスクリーンショット)

今クールの注目ドラマのひとつ、『嘘の戦争』(フジテレビ系)。

自分の家族が殺された真実を探るため、詐欺師となった主人公・一ノ瀬浩一を演じるのは元SMAPの草彅剛。難しい役柄ながらも彼の演技力は評価され、同時に高い視聴率も誇っている。

24日に放送された第3話では、「その復讐劇がすごすぎる」と話題になっている。



 

■今回のハイライトは「過去の償い」

第3話のターゲットは事件の際、「嘘はついてはいけないよ」と浩一に嘘の証言を強要した刑事、三輪郁夫(六平直政)だ。

今までと同じようにターゲットに近づいた浩一。あえて彼に爆発物を発見させ、ヒーロー警官としてテレビに露出させた上で、盗撮犯の濡れ衣を着せて突き落とす。さらには盗撮犯にも仕立て上げ、破滅させた。

もっとも、三輪自身はこれまでの敵とは違って、根は善人だった。彼が浩一に嘘の証言を強要したのはその当時、そうすることで病気だった娘を助けてもらえるという話があったからだったのだ。

今回は頭を下げて謝ったこと、事実を述べたことから「人間の心がある」、「ちゃんと罪を認めた」など視聴者も満足げな様子が感じられる。

また、事件の真の黒幕は、二科コーポレーション会長である二科興造だと多くの視聴者は思っているようだ。


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■週刊誌が絡み、視聴者たち「なんかリアル…」

また、SNS上では三輪刑事が週刊誌記者に巻き込まれるシーンが「リアルだ」、「今風」、「出てきた」、など視聴者の反響も大きかった。

週刊誌のイメージが「償い」、「人の不幸」という言葉にぴったりだったのかもしれない。


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■「人の不幸」が嬉しい人は約2割!

人の不幸グラフ

ちなみに、しらべぇ編集部が全国の2060代の男女1368名に行なった調査では、「人の不幸がうれしい」と回答した人は全体の約2割という結果が出た。

主人公の復讐劇が見どころの本作。しかし、上記データからもわかる通り、他者の不幸を喜びに感じる人はそもそも多くない。

だからこそどうしようもない男たちが第1~2話ではターゲットになったわけだが、それだけでは作品が単調になってしまうのもまた事実。

決して後味がいいとは言えなかったものの、非常に優れた回だったのではないだろうか。

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(文/しらべぇ編集部・ガガ

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