今日も明日も明後日も…同じメニューを食べるのがOKな人々

2017/01/30 06:30

(DAJ/iStock/Thinkstock)
(DAJ/iStock/Thinkstock)

大量に作ってしまったカレー、2日目までは美味しいけど、3日目になると…カレーに限らず、同じメニューが続いてしまうことはないだろうか。

アレンジレシピをいろいろ試しても、「なんかもう、全然違うものを食べたい!」となる人が多いだろう。その一方で、同じメニューが続いても「平気。むしろウェルカム!」という人も存在する。

どれくらい「同じメニューで全然OK!」な人がいるのか、しらべぇ編集部は全国の20~60代の男女1,400名を対象に調査を実施した。


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■意外と…

全体では45.1%が、「同じメニューが続いても平気だ」と回答。半数に迫ることを考えると、意外と多い印象だ。

男性44.6%、女性45.7%と、ほとんど差が出なかったのだが、性別・年代別で見てみると

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60代では男性が52.1%、女性が36.8%で15ポイント以上、男性の方が「同じメニューで平気」と感じている。

一方、20代・30代では、男性がそれぞれ35.6%・36.4%に対し、女性は47.7%・46.8%で10ポイント以上高い結果に。

20代・30代女性の背景を考えてみると、子育て中の場合はまだ子供が小さい可能性が高い。

手がかかる上に「できるだけバランスよく、でも食べてくれるものは限られる」といった中、同じメニューがローテーションしがち…といったこともありそうだ。

また、過半数を超える特徴データは少なくなかったが、目立ったのはこの3つ。

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「太っている異性が好きだ」の69.7%。「いっぱい食べている姿を見るのが、幸せ」という感覚が、ここに繋がるのだろうか?

ちなみに関係性は不明だが、系統がやや近い特徴と思われる「ブサイクな異性が好きだ」も、65.5%だった。

そして、日本の伝統芸能の代表的なイメージを持つ「歌舞伎が好きだ」の63.8%も、高めの数値。また、「外国人と恋愛したことがある」が62.8%も、比較的高い割合となっている。


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■慣れって…

実際に「同じメニューが続いても平気だ」という人たちの声を聞いた。

「学生時代にお金がない上に、料理もあまり得意じゃないので、学食で食べるのはうどん。自宅では野菜炒めって、なんか決まっちゃっていた時代があって…。もう社会人だから自由に選べるはずなのに、ついつい同じメニューを続けるのが、癖になってますね。(笑)」(20代・女性)


「父親は外で食べて美味しいと思うとレシピを聞いてきて、飽きるまで家で再現していました。1週間でも2週間でも同じメニューを繰り返し作って、店の味に近づくようにアレンジし、納得するまで徹底的にやるんです。自分が同じメニューが平気なのは、それにつき合って同じものを食べ続けたせいなのか、あるいは遺伝なのかな…なんて思いますね」(40代・男性)


「子供が小さく忙しい中で、夫も子供も喜んで食べてくれるものってなると、ついカレーとか、ハンバーグとか、冷凍で作り置きできるメニューの登場率が、どうしても多くなっちゃう。

もう少しがんばりたいけど私自身が平気なので、ちょっと目をつぶってるところもあるかなぁ」(30代・女性)


「なんとなく『この店では、これを食べる』と決まっている飲食店が、複数あります。もう条件反射で、頼んじゃってるかも。

でもたまに店員さんがこっそり『○○定食の人』とか言っているのが聞こえると、なんかちょっと恥ずかしい気がして、仕方なく別のものをオーダーしたこともありますねぇ」(30代・男性)


お気に入りの味は誰にでもある。たまには周りの目など気にせず、好きなものを「ヘビロテする!」と決めて食べるのも、ストレス解消になそう。ただし、栄養面が偏りすぎないよう、ほどほどに…。

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(取材・文/しらべぇ編集部・くはたみほ

【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2017年1月20日~2017年1月22日
対象:全国20代~60代の男女1,400名(有効回答数)

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