関西発!新しい節分の習慣「恵方巻」全国への浸透と意外な支持層

2017/02/02 08:00

2月3日は「節分」。関西で始まった「恵方巻」を全国区の風習にしようと、日本各地のスーパーやコンビニで太巻き寿司の販売を積極的に始めていることは、しらべぇでも以前記事で紹介した

(yasuhiroamano/iStock/Thinkstock)
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しらべぇ編集部では、全国20~60代の男女1,400名を対象に「今年の節分は恵方巻を食べるつもり」か調査を実施した。


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■恵方巻を食べる人の割合は?

恵方を向いて太巻きを丸かぶりすると回答したのは、全体の33.4%。3人に1人も食べる人がいるとは、かなりの認知度だろう。

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性別・年代別では、女性で41.2%と4割を超えるが、男性は25.7%。女性がより恵方巻を食べるようだ。

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地域別で集計すると、やはり発祥とされる近畿エリアの割合が高く、44%台。

近畿よりも北側の地域は、10ポイント以上も低くなるが、一番低い北関東でも25%台。全国的な習慣として定着していることが改めて判明した。


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■恵方巻は日本が誇れる文化に? 意外な支持層

集計を進めると、歌舞伎が好きな人の6割が恵方巻を食べると回答している。

日本の伝統文化を重んじる歌舞伎の世界では、歌舞伎役者が各地の豆まきに参加することも多く、ファンも節分への関心が高いようだ。

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また、外国人と恋愛経験がある人で、恵方巻を食べる人も6割近い。恋人と分かち合える日本の伝統文化として手軽な恵方巻は、愛をはぐくむために重宝されているかもしれない。

さらに、K-POPファンの恵方巻購入率は65%を超える。韓国には「キンパ」と呼ばれる海苔巻きがあり、恵方巻きの文化と相性は良さそう。

近畿以外の地域にも、新しい節分の風習として浸透している恵方巻。帰り道にコンビニでチェックしてみると、意外な発見があるかもしれない。

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(文/しらべぇ編集部・小河 貴洋

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo

調査期間:2017年1月20日~2017年1月22日
対象:全国20代~60代の男女1,400名(有効回答数)

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