潔癖症とは限らない…手作りギフトを迷惑に思う人の理由とは

2017/02/13 05:30

おにぎり
(amana imagesRF/iStock/Thinkstock)

気持ちのこもった、手作りのお弁当や手編みのマフラー。

お互いに親しい仲であれば問題ないのだろうが、顔見知り程度の他人や気心の知れない相手の場合は、迷惑がられてしまうことがあるらしい。



 

■他人の握ったおにぎりが食べられない!

昨年放送された『マツコと有吉の怒り新党』で有吉弘行は、「少年野球時代は、友達の母ちゃんの握ったおにぎりを勧められても食べられなかった。

今は番組のロケで“お世話になった家で手料理を味わう”なんてことになると、もう地獄!」とコメントし話題となった。

また、ロンドンブーツ1号2号の田村淳もTwitterで「人の握ったおにぎり食べれないんです」と発言し、共感の声が集まっていた。

多くの共感コメントが集まったように、こうした話は少なくないようなのだ。


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■女性のほうが嫌がっていた!

しらべぇ編集部では、全国の20代~60代の男女1,376名に「他人から手作りのお菓子・ご飯・物をもらっても正直迷惑だと思う」人の割合を調査した。

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男女別に見ると、男性よりも女性の方が10ポイントほど上回り31.6%という結果に。

男性よりも女性のほうが、手作りの料理やアクセサリーなどをプレゼントしている印象があるのだが…。

そのイメージとは裏腹に、実際は手作りギフトに抵抗のある人が多いのかもしれない。


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■なぜ迷惑なのか?

では、なぜ迷惑に感じるのか? 嫌な気持ちになったことがある男女数名に、話を聞いていみた。

・「正直手作りは重苦しい」(20代・男性)


・「一方的に『あげる!』って渡されて、『いらない』って言ったら逆ギレされた。意味がわからない」(20代・女性)


・「プロが作っていても、野外や屋台の食べ物は無理」(30代・男性)


・「手作りの料理を振る舞われても、何が入っているかわからないから怖い」(30代・男性)


・「美味しくなくても、美味しいって言わないといけないのが辛い」(20代・女性)


「他人の触った吊革がさわれない」や「空気感染を気にしてマスクが手放せない」など、確かに「潔癖症」なタイプでダメな人もいるだろう。

また、機械が大量生産した製品には抵抗が無く、手作りに抵抗があるのは、衛生面を気にしているように思われがち。

しかし、中には手作りを“重い”と感じるケースや、実際には美味しくなくても「美味しい」と言わなきゃいけない“プレッシャー”に、拒否感を覚えている人もいるもよう。

相手を思ってあげる手作りギフト――手間暇かけるその前に、相手がそれを喜ぶタイプなのか見極める手間をかけるほうが、本当の気遣いになるのかもしれない。

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(取材・文/しらべぇ編集部・ふふふふ
【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo

調査期間:2016年7月22日~2016年7月25日
対象:全国20代~60代の男女1376名(有効回答数)

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