「発注ミス」でケーキ2400個届いたスーパー 「地元愛」が起こした奇跡
3月3日はひなまつり。日本最北の町・北海道稚内市にあるスーパー、相沢食料百貨店では、ひなまつりを祝って「不二家ケーキまつり」を開催。
しかし、ひなまつり当日の朝、運ばれてきたケーキを見て従業員は唖然。一体何があったのか…。
■「発注ミス」でケーキが240→2,400個届く
なんと、240個発注したはずの不二家のケーキが10倍の2,400個も届いてしまったのだ。
ぎゃーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!! pic.twitter.com/4lQMA51ilr
— 相沢食料百貨店 (@AIZAWA_FOOD) March 2, 2017
【タスケテ】
本日広告の品の【不二家のケーキバイキング🍰】ですが、240個発注したつもりが2400個来てしまいました、、、、、、、、、
ネタではなく、本気で売り切れないので助けていただけないでしょうか!
半額の100円(税込)です!賞味期限は3月5日まです!#ひなまつり pic.twitter.com/XmHuicflzp— 相沢食料百貨店 (@AIZAWA_FOOD) March 2, 2017
【タスケテ】
ちなみに、チョコバナナ・チョコレート・マンゴー・マロン・スフレチーズ・苺ショートの6種類です!
今、10個入アソートパックを必死で詰めてます!!!
よかったら、ご家族で!お友達と!会社で!ひなまつりパーティしませんか!!#ひなまつり #不二家ケーキまつり pic.twitter.com/t0B2EiumnK— 相沢食料百貨店 (@AIZAWA_FOOD) March 2, 2017
押し寄せるケーキの山、山、山!「食べ物を無駄にしてはいけない」と、ツイッターや店頭での必死の呼びかけと、1個100円という破格の値段設定に加え、10個入アソートパック作戦でなんとか売り切ろうと奮闘する。
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■2,400個が数時間で無事完売
ツイッターでは15,000リツイートを超え、その宣伝効果などにより、販売開始からおよそ数時間のうちに2,400個のケーキは無事に完売した。
ありがとうございます!!!
まさかの完売です!!!!!
シェアしてくださった方、100個200個とお求めくださった皆様ありがとうございました!!!#不二家ケーキまつり#2400個完売しました— 相沢食料百貨店 (@AIZAWA_FOOD) March 3, 2017
食べ物を無駄にしないで済んで、ほんとにありがたいです
稚内の皆さま、ありがとうございました!!!
楽しいひなまつりをお過ごしください#不二家ケーキまつり#皆様のおかげで2400個完売しました— 相沢食料百貨店 (@AIZAWA_FOOD) 2017年3月3日
ツイッターでの呼びかけは稚内市市内にとどまらず、多くのユーザーに拡散され、店頭にはたくさんの人が集まったのだそう。
中には、相沢食料百貨店のツイートを見て「ケーキ買いたいけど、さすがに稚内までは行けない…」といった声も見られた。
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■「稚内の奇跡」と地元民
2,400個ケーキが数時間のうちに完売した裏には、他でもない「稚内市民」の団結による、熱い「地元愛」があったからだろう。
・完売おめでとうございます!今日は稚内がスイーツの香りに包まれますね!ステキなひなまつりになりそう。
・稚内の奇跡w
・ナイス稚内。
・お疲れ様です。こちらも同業者として肝を冷やしておりましたが、完売、何よりです。完売時間がカナリ早いので、他の商品の売り込み、頑張ってくださいね。本当にお疲れ様でした。
小さな街に起こった奇跡。今年のひなまつりは、稚内市民にとって記憶に残るものになりそうだ。
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(文/しらべぇ編集部・もやこ)