『嘘の戦争』　WBCと丸かぶりも中居正広の友情で二桁維持？

草彅剛主演で放送中のドラマ『嘘の戦争』（フジテレビ系）。7日放送の第9話では、浩一が恩人である三瓶守（大杉漣）への復讐を試みようとする一幕が放送。その緊迫感溢れるストーリーと、過去の自分を乗り越える浩一の姿が大きな感動を呼んだ。

WBC（ワールド・ベースボール・クラシック）が裏で放送されていたにも関わらず、視聴率も10.5％（ビデオリサーチ調べ・関東地区）と、初回から続く2桁を維持。その中で、ある人の意外な（？）貢献があったのではとTwitter上で話題になっている。

 

■守さんへの復讐心　消したのは誕生日の秘密

この日、復讐のターゲットとなったのは守さん。養護施設園長としてずっと浩一のことを見守ってきた存在だったが、事件の真相を知っていたにも関わらず、警察に告げなかった。

これに怒った浩一は、疎遠になっていた彼の娘・由美子（国仲涼子）と接触。守さんと久しぶりに会わせ、結婚相手への顔合わせなどをさせた上で、地獄の底に突き落とそうと考える。

その方法は、過去に入手した「東南アジアでの売春画像」に三瓶の顔写真を合成し、両家が集う挨拶の場でばら撒くというものだ。

しかし、その後、由美子の誕生日が自分と同じだったことが判明。30年前の罪を悔やむ守さんは、娘より自分の誕生日を優先し、側にいてくれたということがわかる。

これがきっかけで守のことを赦すことができた浩一。二科家への復讐心も落ち着き、興三（市村正親）へ復讐が済めばハルカ（水原希子）とともに海外へ戻ることを決める。

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■中居くんとの友情も？

極上の展開に賞賛の声が集まる一方、ネット上では裏番組であるWBCの放送に出ていた中居正広に注目する人も。「侍ジャパン公認サポートキャプテン」として活動する彼だが、試合が長引いて21時からの『嘘の戦争』にもろに被ってしまう。

すると、不思議とこの時間に中居はリポーターとして登場せず、画面から姿を消した。これに対し、ファンの中には「草彅に気を遣った」と予想する声もチラホラ。

「事所的なアレで出られなかっただけ」と指摘する声も存在するのもの、中居はSMAPのことを誰よりも大切に想ってきたことで知られる人物。ファンとしては、そこに同じ元SMAPとしての繋がりを見出したのだろう。

ちなみに、しらべぇ編集部が行なった調査では、「仕事仲間とは本当の友達になれないと思う」と回答した人は全体の4割弱ほど。男性は40代がもっとも高く、現実を示す数字となっている。

仕事仲間であり、親友。どれだけドラマの二桁キープに影響したかは不明だが、少しほっこりするエピソードだ。

《これまでに配信した『嘘の戦争』記事はこちら》

（文／しらべぇ編集部・Sirabee編集部）

【調査概要】
方法：インターネットリサーチ
調査期間：2016年9月23日～2016年9月26日
対象：全国20～60代の有職者男女644名（有効回答数）