なぜこれを!?半数以上が趣味に合わないプレゼントに困惑

2017/03/09 06:30

(shih-wei/iStock/Thinkstock)
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もらうと嬉しいプレゼント。しかし、その原則を裏切って「こ、これは…」と困惑してしまう物を受け取ることもある。

一体どれくらいの人が“趣味に合わない”贈り物で、困った気持ちになったことがあるのか。

しらべぇ編集部では、全国の20~60代の男女1,363名を対象に「趣味に合わない物をもらって困ったことがある」人の割合を調査した。


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■女性は男性の1.5倍

全体では62.3%と過半数が「趣味に合わない物をもらって困ったことがある」と回答。しかも男女で大きな違いが見られ、男性が49.7%に対し女性は74.9%で1.5倍以上。

好みや自分に合う・合わないがはっきりしている分、趣味に合わないものをもらうと「困る」という気持ちになるようだ。

性別・年代別で見てみると

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60代で若干下がるものの、20代から50代まで男女ともに増える傾向。

各年代で女性が男性より20ポイント以上、高い数値になっており、最も高い50代女性の85.3%と低い20代男性では3倍近い開きが出ている。

また、既婚者・未婚者では

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既婚者の方が20ポイントほど高く、男女差と併せて推測すると「旦那から」「舅姑から」似合わない物をもらってしまった――といったケースが多いことも考えられそう。


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■もらった物に文句を言うのは…

実際に「趣味に合わない物をもらって困ったことがある」女性に話を聞いてみた。

「つきあい始めの頃、クリスマスプレゼントに彼氏からブランド物のポーチをもらったのですが、私の好みとはかけ離れたギャル系ブランド。思い当たる節があって、聞いてみたら一緒に買いに行ったのが、私も知っている彼の友達。


その友達の彼女が、好きなブランドだったんです。『なんであいつと一緒に買いに行ったって、わかったの?』と聞いてくれたので、上手いこと自分の趣味と違うことを説明できましたけど、あのギャルブランドのロゴを見たときは“こういうのが似合う女だと思ってるの!?”と、一瞬混乱しましたねぇ」(20代・女性)

女性は自分のスタイルやファッションによって、身に着けるブランドが違うということを理解していない男性は多いだけに、ありそうな展開だ。


「文具はこだわりがあって、ノートやペンの類は自分に馴染んだものを常にストックしているほど、同じタイプの物を使っています。それなりに仲良くはしているし、数年来のつき合いの男友達がいて、ある時にお礼を兼ねてプレゼントをもらいました。それが私の好みとか、使いやすさとは対極の文具の詰め合わせ。


たぶん春の文具フェアみたいなところで見繕ったのだと思うのですが、どう考えてもそれを使うシーンがなくて。もらった物に文句を言いたくないし、でも使う気にもなれず…何かの拍子に『あれ使わないの?』と聞かれたらどうしようと考えると、顔を合わせるのが憂鬱です」(30代・女性)

自分のあげたものが原因で、会うのを憂鬱にしているなんて切ない話だが、「使わないの?」と聞かれるのが気まずい気持ちも理解できる。

相手が自分を思って選んでくれているだけに、「これは違う」とはなかなか言えないもの。

最近はウィッシュリストなど、欲しい物の情報を公開しておく手段もある。困惑したり、お互いの関係を壊したりしないためにも、そうした機能を積極的に活用する方がいいのかもしれない。

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(取材・文/しらべぇ編集部・チーム・ぺる

【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2017年2月24日~2017年2月27日
対象:全国20代~60代の男女1,363名(有効回答数)

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