「神戸女児殺害事件」死刑破棄 「裁判員裁判は要らない」の声も相次ぐ

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(nikoniko_happy/iStock/Thinkstock)

2009年から始まった、「裁判員裁判制度」。国民に、より裁判を身近に感じてもらったり、司法に対する信頼を向上させる目的で導入された制度だ。

しかしながら、この裁判員裁判制度を疑問視する声が度々あがっているのもまた事実である。

 

■「神戸女児殺害事件」の死刑破棄、無期懲役判決

殺害・わいせつ目的の誘拐などの罪に問われている君野康弘被告(50)は、神戸市にて2014年9月、「絵のモデルにならないか?」と当時小学1年生(6歳)の女児に声をかけて自宅に誘い込み、首を絞めるなどして殺害。

その後、遺体を切断して複数のゴミ袋に入れ、近くの雑木林に遺棄した。

この事件について、一審の神戸地裁の判決では、求刑通り死刑が言い渡された。しかし、10日の君野被告による控訴審の判決で大阪高裁(樋口裕晃裁判長)は、「幼い被害者の命を奪った結果は重大で、遺族の悲しみや怒りは筆舌に尽くしがたい」としながら、「死刑を科せるほどの生命軽視の程度が極まって要るとは言えない」とした。

この判決に対し、被害者女児の母親は代理人を通じて、以下のようなコメントを発表した。

「このような判決は到底受け入れられません。娘はひどい殺され方をして、殺された後もばらばらにされて、最後はごみのように捨てられました。検察庁には是非、上告していただき、最高裁の判断を仰いでほしいと思います。(一部抜粋)」

 

■ネットでは「裁判員裁判は要らない」などの声が相次ぐ

ネットでは、「無期懲役」の判決に対する怒りの声が相次ぐ中、「裁判員裁判制度」を疑問視する声も上がっている。

・なんて出鱈目な裁判だ! 誘拐、レイプ、殺害、死体遺棄。しかも少女を対象にした身勝手な犯行!税金で生涯安定した暮らしなんて許せない!

 

・裁判官も弁護士も被害者の命を何だと思ってるんだ。裁判員って何だよ。要らねぇならやらせるなよ。

 

・やぱり、日本の裁判官お判決は普通の市民感覚とは違ってる。それを正すために裁判員裁判制度が出来たんじゃないの? そんなにひっくり返すんなら裁判員裁判制度やめろよ!

 

・いつも思うけど、人を1人殺しておいて「死刑は重すぎる」は正気なの?

 

判決に対する怒りのツイートと共に、裁判員裁判の廃止を求めるといった意見も見られるが、「人を裁く」ということは、大変に難しいことであるとも言えるだろう。

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(文/しらべぇ編集部・もやこ