誰でも海中探索できる時代へ 水中ドローンがクラウドファンディングに

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(画像はIndiegogoのスクリーンショット)

ドローンは、一般市民を「空の旅」へと連れていく画期的な発明だ。

もちろん、今までにドローンというものがなかったわけではない。それが誰しもの手に入るほど安くなったから、多大なサプライズを生み出しているのだ。

確かにその悪影響として「善光寺ドローン事件」というのもあったが、今や我が国日本でもドローンに関する法整備やマナー研修などが徹底されるようになった。

そして、次は海中探検の番だ。


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■最大深度は100m

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(画像はIndiegogoのスクリーンショット)

クラウドファンディングサイト『Indiegogo』には、世界中から斬新な発明品が集まっている。その中のひとつ『Gladius』は、水中ドローンだ。

「水中ドローンとは何だ?」という声もあるかもしれないが、要は小型海底探査機である。操作系統は半無線式、と表現すべきだろうか。つまりGladius本体は有線式だが、それは無線アンテナの付いたブイを介したもので、操縦者はスマートフォンに接続したコントローラーでGladiusを動かす。

Gladiusは2種類用意されているが、ここでは上位機種の性能を見てみよう。最大潜水深度は100m、バッテリー持続時間は3.5時間としている。その上、4K対応カメラも搭載されている。このスペックならば、本格的な海中撮影ができるだろう。


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■6月に発送か

このGladiusの価格は、Indiegogoでは799ドル(約8万9,000円)である。もちろんこれはクラウドファンディング限定価格で、市場投入価格は1699ドル(18万9,000円)ということらしい。

キャンペーンはすでに成功を収めている。製品の発表直後、電撃のようなペースで目標額が集まってしまった。出資者への発送は今年6月を予定している。

この製品が現実のものとなれば、漁業での活用なども見込めるかもしれない。


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■「海中の時代」へ突入

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(画像はIndiegogoのスクリーンショット)

空中ドローンは、すでに様々な機種のものが一般消費者に利用されている。

最近ではスマホケースに収納できるドローンというものが開発された。iPhoneが世界の隅々まで浸透したのと同じように、ドローンも「平凡な生活の一部」になっていく可能性がある。

その一方で、地球の大部分を占める海の開拓も始まった。我々人類は、全世界の光景を知っているようでじつは知らない。人間が住むことはできない海中という世界は、ほぼ無限大のロマンに満ち溢れている。

最先端テクノロジーが次に目指すのは、青い海の奥深くの光景だ。

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(文/しらべぇ編集部・澤田真一

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