「貧乏な友人とはもう一緒に遊べない」 お金と友情の価値観に賛否両論

(©ぱくたそ)
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お金よって友情が破綻してしまうことがあるが、それはなにも借金だけに限った話ではない。「アレ食べよう」「あそこ行ってみよう」といった、普段の金銭感覚から壊れてしまうことも。

これに関して、はてな匿名ダイアリーに投稿されたとある日記が話題に。



 

■金銭感覚が異なる友人とは遊べない?

「貧乏な友人とはもう一緒に遊べない」というタイトルで25日に投稿されたもの。大学時代の友人の女性に5年ぶりにあった正社員の投稿主は、派遣社員として働く友人との金銭感覚の違いを思い知らされたという。

友人は一緒に行ったランチにドリンクをつけるかどうかで5分悩んで、あげくドリンクはつけなかった。また、歩き疲れたのでカフェに入ろうとしたが、値段に文句を言われ、友人の「安価なものしか選択肢がない」遊び心のなさに失望したとのこと。

投稿主は、「たまの休みくらい贅沢したい」という考えのようだが、自身を「遊びがないと生きていけないキリギリス」で、友人を「貧しさを受け入れた地道に生きているアリ」となぞらえた。

互いに貧乏だった学生時代とは違い、それぞれ金銭事情に差が生まれ、お金に対する価値観が異なったいまは「もうこの人と遊ぶことはできないな」と感じたそうだ。たとえ、投稿主がカフェやショッピング、ディズニーなどを提案しても「お金がない」で終わるからだという。

この投稿を見たネット民からは賛否両論の声があがっている。


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■お金と友情は切っても切れない関係?

しらべぇ取材班は、投稿主と同じく大学時代を経て社会人になった人たちから意見を聞くことに。

「社会人に関係なく、金銭事情が違うと遊べなくなるという経験は何度かありました。たまにはそこそこ高い焼肉屋に行きたいと思ったときに、こちらの金銭事情に合わせてくれない人とはちょっと…となります。


べつにいつも高いものだけを食べてるワケじゃないし、たまの集まりくらいごちそうを食べたいと思ったのですが…。そうなると自然とお金に余裕がある人がまわりに多くなりますね」(20代・男性)


「ほんとうに仲が良かったら、金銭事情はさほど問題ではないと思います。結局のところ、話しているのが楽しいし、べつにお酒もいらないし。


私自身は裕福ではありませんが、たまには友人と散財します。逆を言えば、それほど仲が良くない相手にはあまりお金を出したくないですね」(20代・女性)


「『結婚のご祝儀で3万円出せるかどうか』で友人を判断しています。出せると思った友人と遊ぶときは、お金をつかうことをためらわないですね。


出せないなと思った人とは仲良くならないし、ご飯とか遊びも考えないですね」(20代・男性)


友情とお金を天秤にかけることはよくないという風潮もあるが、一方でお金がつきまとってくるのは事実だ。ある意味では、友情をはかるためにお金は必要なのかもしれない。

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(文/しらべぇ編集部・シマウマ姉さん

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