日本の休暇日数は少ない?バカンス制度待望も経営者は「充分でしょ」

プレミアムフライデー施策後初のゴールデンウィーク。日本の休暇日数に不満があるのはどのくらい?

2017/04/20 08:00

(kazoka30/iStock/Thinkstock)

来週からゴールデンウィーク。今年は、毎月最終金曜日の勤務を15時までで終える『プレミアムフライデー』実施後初めての大型連休となる。

仕事を早めに切り上げる施策が始まったが、現状の日本の休暇日数について、まだまだ少ないのか、それとも充分なのか。どちらと考えている人が多いのだろう。

しらべぇ編集部では全国20~60代の男女1,363名を対象に、休暇日数に関する調査を実施した。


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■日本の休暇日数は少ない 44%

「日本の休暇日数は少ない」と回答したのは、全体の44.5%。半数弱は不満に思っているようだ。

Twitterでは、バカンス休暇制度を日本に欲しいとのツイートが多く見られる。

https://twitter.com/LAmourAveugle/status/851680853579018240


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■60代は休暇に対する考え方が違ってくる

年代別で「休暇が少ないと思う」と答えたのは、20代で50%台と高く、30~50代で47%前後だったが、60代で32.1%まで下がる。

現役層とシニア世代で休暇に対する考え方が違ってくるようだ。


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■職業別でも休暇日数の感じ方に差がある

職業別で集計すると、会社員や公務員は50%台と高め。一方で商工業・サービス・自営業者(26.7%)や自由業(38.9%)は低い。休みが増えると営業日が減るため、あまり増えてほしくないと考えている人も多そうだ。

専業主婦(夫)は41%台。休日が充分あると思っている人が若干多い。旦那が家にいてもしょうがないと思っている人もいるのかも…。

また、経営者/会社役員で休暇が少ないと思っているのはなんと1割。充分と考えている人が大多数だった。


全体的には、会社員や公務員に現状の休暇取得環境に満足していない人が多いことがうかがえる。しかし、経営者との考え方に差があることもわかった。

プレミアムフライデーを含め、日本人の働き方がどう変わっていくのか、気になるところだ。

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(文/しらべぇ編集部・小河 貴洋

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo

調査期間:2017年2月24日~2017年2月27日
対象:全国20代~60代の男女1,363名(有効回答数)

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