「クレジットカードは学生のうちに作るべき」 大学教員のツイートに反響

クレジットカードは審査の甘い学生のうちに作っておくべきか議論に。作らないでいると「社会的信用」を失うことも?

2017/04/22 11:00

クレジットカードを作る時期
(Poike/iStock/Thinkstock)

今年度が始まってそろそろ1か月。新生活を始めた人も、バイトや就職のために銀行口座を開設したり保険に入ったりと、さまざまな手続きをひと通り終えた頃だろうか。

そんな中、「クレジットカード(以下、クレカ)を作るか否か」という問題に関する、とあるツイートが話題になっている。



 

■クレカを持っていない=信用がない?

大学教員を名乗る人物のツイート。学生の将来を案じての発言だが、これに対してネット上ではさまざまな意見が飛び交った。


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■クレカ賛成派の声

まず、見られたのは「クレカは信用のために大事だ」とするもの。

賛成派の意見に共通しているのは、「クレカを持っていない=経済的信用がないと見なされる」ということだろう。

クレカで支払いをしていると、「クレジットヒストリー(クレヒス)」という履歴が残る。これによって毎月滞納せずに支払うことできちんと支払い能力のある人だと認識され、ローンなども組みやすくなるのだ。

将来家や車など大きな買い物をするときのために、比較的審査のゆるい学生のうちに所持しておくことはたしかに重要にも思われる。


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■一方クレカを持っていない人は…

一方、クレカを持たない人ももちろんいる。使いすぎや借金がこわいとの意見が多いようだ。

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■クレカの請求額に驚いた経験者は4人に1人

ちなみに、しらべぇの調査では「クレジットカードを使いすぎて請求額に驚いたことがある」と答えた人は、20代、30代で30%前後と高くなっており、一方60代では低くなっていることがわかった。

近年は、オンラインゲームへの課金などで金銭感覚がにぶくなりやすいこともあり、若い世代でこのような傾向が出ているのだろうか? 年齢を重ねるにつれて使い方をコントロールできるようになっていく面もあるのかもしれない。

全員が作れる訳ではないクレカだが、毛嫌いするのではなく、メリットデメリットを冷静に検討するのがよさそうだ。

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(文/しらべぇ編集部・菜箸ヨーコ

【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo

調査期間:2016年12月16日~2016年12月19日

対象:全国20代〜60代の男女1365名(有効回答数)

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