子供だけでお父さんの海外単身赴任先へ「世界で働くお父さん」

海外で働くお父さんに会うため、子供たちが旅に出る…設定だけでもう泣きそう

2017/05/07 06:30

(画像提供:テレビ東京『世界で働くお父さん』

外務省が発表した「海外在留邦人数調査統計」によると、2015年10月1日時点で海外に在留する日本人の数は131万7,078人。これは同統計を開始した昭和43年以降、最多の数字だという。

多くの人が海の向こうで暮らすようになる中、さまざまな理由から「お父さん」だけが単身赴任している――というケースも。

ゴールデンウイーク最終日の今日19:54~21:54放送予定で、そんな海外で働くお父さんに、子供たちが会いに行くドキュメンタリー番組が放送される。

2011年9月の初回放送から第12回目となる人気企画、『世界で働くお父さん』(テレビ東京系)だ。


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■子供だけで海外へ

親と子の間にある「絆」そして「愛情」を再確認するこの番組。子供が、遠い異国で働くお父さんに会うために旅をするのだが、撮影クルーは同行するものの、基本的にその旅路は子供たちだけ。

さらにお父さん側はというと、何も知らされずサプライズで子供たちと再会する。

見知らぬ街に行くだけでも大冒険なのに、お父さんを喜ばせたい子供たちのサプライズ準備など、再会を果たすまでハラハラドキドキの連続だ。

MCはタカアンドトシ、小芝風花。ゲストは常連ゲストの徳光和夫に加え、くわばたりえ、鈴木福が登場。

そしてナレーションは、初回から担当している原田知世、第2回から担当の天野ひろゆき(キャイ~ン)が、楽しく温かな声で子供たちの旅に寄り添う。


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■子供たちのお父さんへの想い

今回の放送でお父さんに会いに行くのは、3組の子供たち。その様子を少しだけ、紹介しよう。

<インド編>

(画像提供:テレビ東京『世界で働くお父さん』

インド東部の町・スリシティにある、生活衛生用品の大手メーカーの工場で働くお父さん(37歳)を訪ねるのは、香川県に住む小学6年生の次女と小学3年生の三女。

2年半前に現地の責任者として赴任し、部下から“とてもフレンドリー”で、“ジェントルマン”と親しまれている。そんなお父さんの大好物・讃岐うどんを“しばらく食べてないはず”と考え、「自分たちでうどんを打ってお父さんに食べさせる」と計画した姉妹が奮闘する。


<ベトナム編>

(画像提供:テレビ東京『世界で働くお父さん』

ベトナム北部の町・ハイフォンで、完成したら全長5.4kmとベトナムで一番長い橋を作っているお父さん(49歳)。危険が伴う作業だが、日本と違い安全意識が低いため“安全にコトを進める”ことが難しい中、音楽好きで職場のムードメーカー的役割を果たしている。

そんな現場へ手作りのお守と地元長野の名物を持って向かうのは、小学4年の長女と小学2年の弟。家ではかなりヤンチャな姉弟、初めての二人だけの大冒険はハラハラドキドキの連続だ。


<フィリピン編>

(画像提供:テレビ東京『世界で働くお父さん』

フィリピンの首都マニラから車で数時間の所にある町で、半導体を作る現場の品質管理をするお父さん(45歳)は、同僚や奥さんから「とにかく明るく、おしゃべり」と評され、個性的なメガネを日に何度も替えるなど、おしゃれにはこだわっている。

そんなお父さん会いに行くのは、高校生になったばかりで数学好きな“リケ女”長女と、アウトドア好きな小学5年生の次女。個性の違う姉妹が、“大好き!”なお父さんと一緒にしたいことや、伝えたいことは…。


ゴールデンウイークの最終日。家族でのんびり観るのにぴったりの番組だが、お父さんは泣いちゃうかも。

また、この連休には実家に顔を見せなかった人は、遠くに住む父親に、ちょっとだけ電話したくなりそうだ。

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(取材・文/しらべぇ編集部・くはたみほ

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