「やっぱり日本が好き!」 愛国心には保守やリベラル関係なく…

やはり、母国はすばらしい?

2018/07/21 05:00

(Derek Brumby/iStock/Thinkstock)

ワールドカップやオリンピックでは、多くの人が自国の選手たちを応援する。世界各国の人たちの中に、愛国心が宿っているのだろう。

そこでしらべぇ編集部では、全国20〜60代の男女1,477名に「日本について」の調査を実施。

「日本が好きだ」と答えた人は全体で79.8%と、8割近くもいることが判明したのである。



 

■老若男女問わず日本が好き

性年代別では20代が若干少なく感じるが、それでも7割前後と高い割合を保っている。

日本が好き性年代別グラフ

老若男女共に、自国を愛する気持ちは共通しているといえるだろう。

「治安もいいから、暮らしやすい国だと思う。生まれてずっと住んでいるので、愛着もある。だから、嫌いになる理由がまったくない」(30代・男性)


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■ノンポリやリベラルも「日本が好き」

愛国者といえば、「ネトウヨ」を思い浮かべる人もいるだろう。しかしノンポリと呼ばれる政治的思想に興味がない人からも、「日本が好き」との声は多いのだ。

「私は政治的思想なんて、まったく持っておらず興味もない。だけど、日本は好きだと思っている。


自分が住んでいる国が好きだと言うだけで、ネトウヨ認定されてしまうから、表立っては言いにくいけど…」(20代・男性)


またリベラルな思想を持つ人も、日本が好きとの気持ちはある。

「リベラル寄りなほうだけど、日本が嫌いなわけではない。たぶん右も左も、『この国を良くしたい』って部分では同じだと思う。


考え方が極端に違いすぎるから、交わり合わないだけで」(40代・男性)


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■思想を持つのは構わないがヘイトは…

思想を持つことを容認する人も、ヘイトはまた別問題と考えている。

「保守でもリベラルでも、考えを持つことは否定しない。ただ他国の人たちを、汚い言葉で否定するヘイトはよくないことだと思う」(30代・男性)


K-POPを始め、若い人たちの間には韓国のカルチャーが浸透しているのも事実だ。

「私はK-POPや韓国コスメなどが好きで、よく旅行にも行っている。ただ文化として好きなだけなのに、韓国が好きなことを批判されるのは悲しい。


周囲には同じように韓国にハマっている子が多いから、批判しているのは一部の人だと思いたい」(20代・女性)


自分の国が好きな人がこれだけいるのは、恵まれた環境といえる。ただその中にもいろんな考えを持った人がおり、その思想の違いからぶつかり合ってしまうのは悲しいものだ。

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(文/しらべぇ編集部・ニャック

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
調査期間:2018年5月18日~2018年5月21日
対象:全国20代~60代の男女1,477名(有効回答数)

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