日本人の「骨折経験率」を調査 50代男性だけがなぜか「5割超え」の不思議
骨折経験者、○人に1人と意外な結果に…
「仕事で骨が折れる」という話は身の回りに多く転がっているだろうが、とくに大人になると実際に骨折する機会は部活などに勤しんでいた学生時代よりは減るかもしれない。
ギプスや松葉杖を使った生活には不便も伴うが、実際にはどれくらいの人に骨折経験があるのだろうか。
■骨折経験者の割合を調査
しらべぇ編集部では、全国20〜60代の男女600名を対象に、これまでに骨折したことがあるかについて調査を実施した。
今回の調査における骨折率は、ちょうど3割。かりにバスケットボールで3 on 3を結成したら、チームメンバーの内1人は不自由な経験があることになる。
さらに、骨折経験がある男性の調査結果を年代別に比較すると、もっとも高いのは50代で5割を超えている。60代がもっとも低いが、20代から50代までは歳が上るごとに骨折経験率が上がっていることがわかる。一体、この世代に何が起こっていたのだろうか。
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■50代男性に骨折経験者が多い謎
一般的に40代前後から骨密度が低下し、骨粗鬆症のリスクが高まるといわれているが、ならば60代の骨折経験が28.0%とダントツで低いため、別の理由がありそうだ。
時代的に、スポーツと根性を掛け合わせた「スポ根」が流行していた。もしかしたら、その影響から、日本各地でスポーツや体を動かす人口が増え、結果、ケガをする人たちも増えていったのかもしれない。
厳しい暑さだった夏から、スポーツの秋に季節が少しずつ移り変わってきている。謎が多い骨折問題。「自分は健康だから大丈夫!」と張り切りすぎると、意図せず「骨折デビュー」なんてことにもなりかねない…。
(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)
対象:全国20代~60代男女計600名