「いいね」ほしさに子猫を溺死させ… SNSに違法動画を投稿した17歳少女が逮捕
「残虐性」という異常な刺激で、真に人の心をつかむことはできない。愚かな投稿者は通報されるだけだ。
SNSのアカウントにもっと多くのフォロワーがほしい、投稿にもっと「いいね」がほしい。そう切望した少女は、浅はかにも「ショッキングな動画で話題をさらおう」と考えたという。
■必死にもがく子猫たち
オーストラリア・クイーンズランド州ミルバンクに暮らす17歳の少女が、動物保護法違反および動物虐待致死容疑で逮捕された。
少女は水を張った小さな水槽に生まれたばかりの子猫3匹を入れ、無理やり水中に沈めて溺死させる様子を録画し、スナップチャットやフェイスブックに投稿していたのだ。
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■やめさせようとした友人
少女は友人に「子猫がいっぱい生まれたんだけど、育てるのに十分なスペースもないから殺して、ついでに動画を撮ろうと思っている」と、驚きの計画があることを打ち明けていた。
友人は「絶対にだめ!」「子猫をほしがっている人を探して、売るか譲るかしたほうがいい」と忠告したが、少女は「こんなことができるのも今のうち」などと言い、恐ろしい計画を実行に移した。未成年者は何をしても許されるといった、傲慢な甘えがあったようだ。