ピットブルが1歳娘を襲い制御不能に 飼い主がやむなく愛犬をナイフで刺殺

暴れるピットブル2頭は、大人4人がかりでも制止できなかった。

2022/05/04 16:00

ピットブル

よき番犬ではあっても、獰猛な犬種であることを忘れてはならないピットブル。またしても悲劇的な事故がアメリカ・カリフォルニア州で起きた。

飼い主がやむなく愛犬を刺殺したという結果も、波紋を広げている模様だ。『abc News』『CBS News』ほか多くのメディアが伝えている。



 

■1歳の女の子を急襲

ロサンゼルス市の南東に位置するカリフォルニア州のピコ・リビエラで24日夜、ピットブルによる咬傷事故がある家庭で起きた。

子犬のときから3年半にわたり飼育されていた2頭のピットブルが、1歳の女の子を急襲。母親や祖母、叔母たちが止めに入ると犬は激しく怒った。


関連記事:猛犬2頭が女性ペットシッターを急襲 顔面の肉をほぼ失う重傷で飼い主を提訴

 

■重傷を負った女の子

女の子が泣き叫ぶため犬はさらに攻撃力を強め、もはや制御不能だとして誰かがナイフで刺すことを提案。女の子の母親がナイフを握り、やむなく愛犬の体を刺した。2頭とも後に死亡したという。

やっと解き放たれた女の子は左足、肩、耳を咬まれており、股関節骨折の重傷を負っていた。また女性3名が助けようとして犬に手や顔を咬まれるなどし、病院に搬送され手当てを受けている。

猛犬 忠犬 ただの犬 (講談社文芸文庫) 【Amazonでチェック】

次ページ
■祖母はメディアの取材に…
話題ピットブルキッチン刺殺ナイフカリフォルニア州翻訳記事咬傷事故
シェア ツイート 送る アプリで読む

人気記事ランキング