編集料16万の結婚式ビデオがダサすぎて憤慨の花嫁 「防犯カメラ映像みたい」

安っぽい編集が至るところに施されたそのビデオを、花嫁が4分間かけて解説している。当事者には気の毒だが「笑いが止まらない」と大人気だ。

2023/04/16 07:00

結婚式・カメラマン・ビデオカメラ・撮影

結婚式を挙げた女性がTikTokに長尺の動画を投稿し、怒りをぶちまけている。彼女の式に来たプロカメラマンが撮影・編集したビデオが、あまりに低すぎるクオリティだったのだという。

多くの人がコメントした話題の動画を、『NEW YORK POST』などの海外メディアが取り上げた。

【動画】低すぎるクオリティが話題のビデオ



 

■結婚式ビデオに「詐欺だ」

アメリカ・テネシー州に住むコビーと名乗る女性が、「詐欺にあった」と怒りながら、自分の結婚式ビデオを紹介する動画をTikTokに投稿している。1分程度の動画が投稿されがちなTikTokだが、彼女が投稿した動画は4分を超えていた。

コビーさんは自宅のテレビ画面に問題のビデオを映し、その前に立って気になる部分を一つ一つ解説している。まず指摘したのは、その画質の荒さだ。

カメラマンからは「最高の画質だ」と保証されたにも関わらず、実際に手渡されたビデオは一昔前の物のように画質が荒く、遠くに映る人の顔は判別すら難しい。


関連記事:自然の中の結婚式がまさかの理由で中断 野生のクマの狩りシーンに一同驚愕

 

■ふきだしの中に夫婦の名前

さらにカメラマンは式場にマイクを持って来なかったといい、映像内でコビーさんたちが話している口元とビデオの音声が、全く合っていないシーンもあった。

花嫁が登場するという記念すべき瞬間の映像には、アップビートで場違いなクラシック音楽が編集で付け加えられている。

さまざまな点が気になるビデオだが、中でも目につくのは、最初から終わりまで一貫して、映像の左上部分に新郎新婦の名前が書いてあることだ。漫画のようなふきだし内に書かれたその名前が、ビデオをどこか安っぽい印象にさせている。


関連記事:半分も埋まらなかった結婚式場の動画に同情の声 「88人が来ると言ったのに…」

 

■予定よりも高い金額に

コビーさんによると、カメラマンは当初、ビデオ撮影・編集について1,000ドル(約13万円)を請求していた。

それにも関わらず、ビデオを手渡す時になって「編集には30時間以上かかった」と主張し、最終的に1,200ドル(約16万円)を要求したという。

そしてコビーさんはカメラマンにビデオに関する不満を述べたそうだが、「相手は無表情を貫いたままだった」と話している。


関連記事:行虎、BrakingDown前日にこめおとのコラボMV公開 「大親友じゃねーか」

 

■「笑いが止まらない」と大人気

この長尺の動画は多くの人の注目を浴び、1万を超えるコメントが寄せられた。

動画の画質に関しては「防犯カメラの映像みたい」「私の父が安いカメラで30年前に撮影したビデオはこんなのだった」といった声が。また画面左上のふきだしには「携帯で機械に弱い母親が編集したみたい」などと揶揄する声が上がっている。

「申し訳ないけど笑いが止まらない」「長い動画なのに何回も見た」といったコメントもあり、当事者であるコビーさんには気の毒だが、たくさんの人が笑顔になったようだ。

センスがUPする⤴ 動画編集の教科書 [カットつなぎ・構図・音・色・文字【Amazonでチェック】

次ページ
■低クオリティすぎる結婚式ビデオ
結婚式アメリカビデオ花嫁クラシック防犯カメラ新婦カメラマンTikTokテネシー州新郎翻訳記事ふきだし
シェア ツイート 送る アプリで読む

人気記事ランキング